■ 週末の上野。今回は東京都美術館で「日本の美術館名品展」を観た。**ミレー、モネ、ピカソ、フジタ・・・220点が一堂に。**とパンフレットにあるが、確かに贅沢な展覧会だった。全国に点在する名品を一度に鑑賞するいい機会かもしれない。が、ちょっと作品が多すぎるかも。
ルーブル展が明日14日までの国立西洋美術館は長蛇の列が美術館の敷地の外まで延々と続いていたが(待ち時間150分!)、こちらはそれ程込んではいなかった。
印象派の画家カミーユ・ピサロの「エラーニの牛を追う娘」。点描といってもいいタッチで画題の光景を描いているが、逆光が好きな私には印象に残った作品。
ジョアン・ミロの作品があった!「ゴシック聖堂でオルガン演奏を聞いている踊り子」 ミロの作品はとにかく好きだ。例の星や月、動物や人と思われる線画、グラフィックな表現がとにかくいい。しかし、どこにも踊り子はいない・・・?
あとはアンリ・ルソーの「サン・ニコラ海岸から見たサン・ルイ島」、色彩はミロやカンディンスキーなどと比べると(比べてはいけないか)豊かではないが、きちっとした構図の印象的な作品だった。
ジョルジュ・ブラックも好きな画家、「楽譜のある静物」落ち着いた色彩、存在感のある卓上の静物、いつものブラック(ってコーヒーの注文じゃないか)。
日本画も50点ほど展示してあるとのことだが、あまり関心がなく、パスした。
東京都美術館の今回の展覧会には有名な作品が何点もありました。きちんと観るのには覚悟が必要かもしれません。
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私も東京都美術館へそろそろ行こうと思っていましたが、なんとなく先延ばしにしていました。ポスターの印象と異なり、かなりバラエティー豊かな作品を展示しているようですね。ブログを拝見して、お陰様で行く気になってまいりました。
ルーブル展の「待ち時間150分」には驚きました。