火の見櫓のある風景 長野県朝日村針尾にて 描画日2024.05.16
■ 手元にある『日本の傳統色』長崎盛輝(京都書院1997年第3刷)には日本の伝統色が225色収録されているが、およそ2割が緑色だ。緑豊かなこの国の人びとには多くの緑色の微妙な違いを見分ける能力が備わっていることの証であろう。海松色(みるいろ)、藍媚茶(あいこびちゃ)などの暗い緑から淡萌黄(うすもえぎ)、白緑(びゃくろく)などの明るい緑まで知らない名前の緑色も少なくない。
久しぶりに火の見櫓のある風景のスケッチをした。緑まぶしい5月、色んな緑が溢れているのに、それらを表現できないもどかしさ・・・。
線描も着色ももっと近景と遠景の違いを意識しないといけない。構図で遠近感は表現できていはいるが、それに頼るのではなく、線描で、着色で遠近感を表現しないと・・・。
短時間で描いているとは言え、線も色も単調に過ぎるし、肝心の緑があまり美しくない。それにもっと光と影を意識しないと・・・。この場所で近々リトライしたい。スケッチは難しい、でも楽しい。
スケッチは好きです。火の見櫓のある風景にこだわってスケッチしています。
サイレンに興味をお持ちのようですね。
阪国電機株式会社をネットで検索してみました。古くからサイレンを製造している会社なんですね。