長野県朝日村古見にて 撮影日2022.03.17
■ 何基も祀られている庚申塔の文字碑には庚申と彫り込まれているが、1基だけ青面金剛と彫り込まれている。
碑高110cm、碑幅70cm、碑厚25cm。青面金剛の右側に「天明元辛丑歳 御道開渡村」左側に「十月日講中」という刻字がある。天明元年は西暦1781年。この年の干支を確認すると辛丑(かのとうし)。
『筑摩野の道祖神』今成隆良(柳沢書苑1979年)によると筑摩野(塩尻市、朝日村、山形村、旧波田町、旧四賀村、松本市本郷:同書に示されているエリア)では刻像碑より文字碑の数が多いそうだが、刻像碑の方が観察のし甲斐がある。
本郷、旧本郷村ですね。そう、最近は耳にしませんが。地名は文化、いつまでも残って欲しいです。
文中に「松本市本郷」って出てきたので、思わずコメントを投稿。
「本郷」って、私が住んでいる地域のことです。浅間・横田・惣社・大村・三才山などが含まれていて、美鈴湖・三才山トンネルもあります。最近では、めったに聞かれないコ・ト・バです。
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