■ 2019年10月の台風19号の豪雨による千曲川の堤防決壊、氾濫。防災行政無線柱のスピーカーから流れる避難を呼びかける音声が雨音で聞き取れない・・・。地元長野市長沼地区の消防団の分団長の判断で消防団員が4か所の火の見櫓の半鐘を一斉に連打して住民に避難を促した。半鐘の音を聞いた住民は避難して命を救われた。過去ログ
真夜中に半鐘が5分間も連打された。地元住民たちはただならぬ事態だと直ちに理解しただろう。このニュースを聞いて、長野市長沼地区の火の見櫓が撤去されることなく、残っていて良かったなぁと思った。半鐘も撤去されていなかった。
下の写真はその時に消防団員が半鐘を叩いた火の見櫓の1基。偶々2019年、災害のあった年の5月にこの火の見櫓を見ていた。
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長野市長沼 4柱8〇型 正面開放、3方交叉ブレース脚(小屋またぎ)撮影日2019.05.12
台風19号災害を題材にした映画が製作されるというニュースを昨日(9日)テレビで見た。今日このニュースが「台風19号災害 短編映画に」という見出しで信濃毎日新聞の地域面に載っていた。映画のタイトル(仮)は「決断~火の見櫓に登った男たち~」、公開は来年10月の予定だという。
公開されたら多くの人たちに観て欲しい。ぼくも観たい。