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**日本の絵画は西欧や中国の絵画よりも、「美」を大切にしているのではないか。** 『日本美術の核心』(ちくま新書2022年)で著者の矢島 新氏はこのように提起し、続けて西欧や中国の絵画は美よりも真実や真理を優先しているように見えると指摘している。(81頁)この本にいついては稿を改めたい。
江戸末期に日本に入ってきた写真技術。写された人物を見て、絵画とは違うそのリアルさに驚いたに違いない。このことがphotographを真実を写すという意味で、写真と訳したことにも表れているのではないか。photoを原義通り光としてphotographを写真ではなく、光画とでも訳していたら、と思うことがある。そう、写真は真実を写すわけではない。
前置きが長くなった。久しぶりにプライベートな名刺を渡す機会があった。相手は上條紗季さん。この写真は彼女の印象とは違うような気がする。どう違うのかについては触れない。
火の見櫓に全く関心のなかった彼女が俄かに興味を持ち始めて、出先で出会った火の見櫓をスマホで撮って、見せてくれるようになった。火の見ヤグラー、やぐらおじさんとしては嬉しい限り。
やぐら女子になって欲しいなぁ。
写真と名前の掲載は本人の了解済み
私の印象ってどうなのか、とても気になるところです!
平林さんに火の見櫓の魅力を教えて頂いた日から密かにやぐら女子目指してます!★
ヤグラー仲間になれる日がいつか来ますように!
これからもよろしくお願いします(^^)♪♪♪♪
広くて深い火の見櫓の世界に出口なし。
自分なりの観賞法を見つけて楽しんでくださ~い。