■「読書の秋」といいますが私の場合読書といえば夏というイメージが強いです。やはり小中学生の頃、夏休みに長篇小説をよく読んだ記憶がそのような印象を抱かせるのかもしれません。あまり「名作」を読んだという記憶はありませんが。
このところ小説を読む気にならず新書をよく読んでいましたが、ようやく小説モードになりました。これを維持すべく『こころ』を読み始めました。例の限定スペシャルカバーの白い新潮文庫です。偶然にも夏休みで帰省したMも『こころ』を読み始めていました。ただしMは角川文庫。
日本を代表する作家を一人だけ挙げるとすればどうでしょう。村上春樹?いや、やはり夏目漱石ではないでしょうか。そして代表作ということになると『我輩は猫である』を挙げる人が多いかもしれませんね。いかがでしょう。では、漱石の最高傑作を挙げるとなると・・・。この『こころ』ということになるかもしれません。現に角川文庫のカバーには**時代をこえて読み継がれる夏目漱石の最高傑作。**とあります。
今年のお盆休みには緑陰で漱石を読もうと思っていますが叶うかどうか。