今日は一昨日、亡くなった叔母の納棺。
夕方から、叔母の兄姉である叔父と叔母とその子供の従姉妹に
僕と弟が加わって、叔母を送り出すための身支度を行った。
僕と弟は祖父母と親父の時に経験しているけれど、
他のメンバーは身内の身支度は初めて。
かと言って、我家の親戚の葬儀はいつも皆が陽気に振舞って
メソメソする事無く、冗談を言いながらというのが通例。
決まってお笑いを言う役割が決まっていて、僕はその一派。
ふざけてるんじゃないんですよ。
亡くなった人を、みんなで送り出してやるのに暗い雰囲気を作るのは
我家の家系ではみんな、好まないのです。
叔母が「豆ちゃん」と呼んで好んで使っていた、ソラマメの枕を使わせて
お棺の中に一緒にいれてやったのだが
『絵的にちょっと変だよなぁ・・・・』と言って、みんなで笑う。
娘が最後に口紅を引いてやった時も、
『プルプル系の唇になっちゃったなぁ・・・・』とか
他人が見たら、不謹慎に見えるだろうけれど、うちの家系の葬儀は
いつも笑いと笑顔を絶やさないように、皆がして居る。
脚絆のヒモを結ぶ時に『かた結び』にしたり、足袋を逆さに履かせたり
色んなしきたりがあるのも久しぶりに聞いて思い出したり
三途の川を渡る旅で遣うお金を入れる袋を『ずた袋』と呼ぶのを聞いて
ちょっと驚いたり・・・・・
『ずた袋』って、肩掛けのバッグや首からぶら下げるバッグを
お袋がそう呼んでいたから『ずたずたにボロい袋』の事だと思ってたんだけど
本来、『頭陀袋(ずだぶくろ)』って言って、僧侶が衣食住の欲を払い落とす“頭陀行”を行う時に用いるものだったらしい。
ここでも『へぇぇぇ』なんて、感心しながら間抜けな空気が
皆の居る空間を和ませていた気がした。
それでなくても、叔父が用意した戒名の書いてある布を見たら
なんだか込み上げてきちゃったり、やっぱり和んでいても、楽しい訳じゃない。
斎場の関係で、月曜日まで通夜が延期され告別式が終わるのが
火曜日なので、休暇を取って叔母を送り出してやるつもり。
告別式は身内だけでという事だから、一人っ子の従姉妹は
寂しいだろうし、僕らもそれは本意じゃない。
儀式が終わって納棺して、叔父さんを囲んで近くのファミレスで
昔話に華を咲かせて、通夜にまた集まろうと言って別れた。
僕は弟に最寄の駅まで送ってもらって帰って来た。
夕方から、叔母の兄姉である叔父と叔母とその子供の従姉妹に
僕と弟が加わって、叔母を送り出すための身支度を行った。
僕と弟は祖父母と親父の時に経験しているけれど、
他のメンバーは身内の身支度は初めて。
かと言って、我家の親戚の葬儀はいつも皆が陽気に振舞って
メソメソする事無く、冗談を言いながらというのが通例。
決まってお笑いを言う役割が決まっていて、僕はその一派。
ふざけてるんじゃないんですよ。
亡くなった人を、みんなで送り出してやるのに暗い雰囲気を作るのは
我家の家系ではみんな、好まないのです。
叔母が「豆ちゃん」と呼んで好んで使っていた、ソラマメの枕を使わせて
お棺の中に一緒にいれてやったのだが
『絵的にちょっと変だよなぁ・・・・』と言って、みんなで笑う。
娘が最後に口紅を引いてやった時も、
『プルプル系の唇になっちゃったなぁ・・・・』とか
他人が見たら、不謹慎に見えるだろうけれど、うちの家系の葬儀は
いつも笑いと笑顔を絶やさないように、皆がして居る。
脚絆のヒモを結ぶ時に『かた結び』にしたり、足袋を逆さに履かせたり
色んなしきたりがあるのも久しぶりに聞いて思い出したり
三途の川を渡る旅で遣うお金を入れる袋を『ずた袋』と呼ぶのを聞いて
ちょっと驚いたり・・・・・
『ずた袋』って、肩掛けのバッグや首からぶら下げるバッグを
お袋がそう呼んでいたから『ずたずたにボロい袋』の事だと思ってたんだけど
本来、『頭陀袋(ずだぶくろ)』って言って、僧侶が衣食住の欲を払い落とす“頭陀行”を行う時に用いるものだったらしい。
ここでも『へぇぇぇ』なんて、感心しながら間抜けな空気が
皆の居る空間を和ませていた気がした。
それでなくても、叔父が用意した戒名の書いてある布を見たら
なんだか込み上げてきちゃったり、やっぱり和んでいても、楽しい訳じゃない。
斎場の関係で、月曜日まで通夜が延期され告別式が終わるのが
火曜日なので、休暇を取って叔母を送り出してやるつもり。
告別式は身内だけでという事だから、一人っ子の従姉妹は
寂しいだろうし、僕らもそれは本意じゃない。
儀式が終わって納棺して、叔父さんを囲んで近くのファミレスで
昔話に華を咲かせて、通夜にまた集まろうと言って別れた。
僕は弟に最寄の駅まで送ってもらって帰って来た。