『やんちゃジジイ・ゆうちゃん』のイカすセカンドライフ

我儘で『やんちゃ』な爺さんの目標は、
周りに笑顔を振りまいて、楽しくセカンドライフを生きる事。

『今まで本当にありがとう。』

2010年11月25日 | Weblog
また大好きな人の一人、叔母が亡くなった。
昨日の夜に連絡があって急遽、休暇を取得して朝から出かけたのだけれど
最寄の駅に着く直前に、亡くなったという連絡が入った。

「またかよ・・・・・」
6年前に祖母が危篤になって、会社から車を飛ばして病院に駆けつけた時も
たった30分の差で間に合わなかった。
昨日の夜に行こうかと思ったのだけど、後の祭り。
こんな時に、「たら」「れば」は本当に悔いが残るなと思った。

病室に入って、叔母の表情を見るとまだ生きていて
ぐっすり寝ているような穏やかな表情。苦しまずに済んだようで良かった。
寝ている叔母の頭を触ると、まだ温かく本当にタッチの差。
74歳とは思えないほど、肌も綺麗で本当に穏やかな最後だったみたい。
僕は額を撫でながら『今まで本当にありがとう。』って声をかけたら
涙が出てきちゃった・・・・・。

看護婦さんに、最後の支度をしてもらい娘の従姉妹が最後に口紅をさしてやる。
僕はそういう姿を見るのが切なくて、外で待っていたんだけれど、
従姉妹はもう一人の叔母と目を真っ赤にして部屋から出てきた。

親父や祖母の時の経験から、こんな一日は何故か時間が経つのが遅くて
それだけに一日が終わるとぐったりするほど疲れる。
友人のオヤジさんが亡くなった時に、葬儀の準備をしていた奥さんが
急死した事も有って、従姉妹より昨日の晩から付き添っていた叔母が心配で
『今日は一日が普段の5倍くらい長く感じるから、疲れないようにね』
って、叔母に休むように促した。

亡くなった叔母は、ずっと僕の事を気にしてくれていたらしく
親父の時も、祖母の時も、そして今はお袋の面倒を姉貴が看ているけど
それまではずっと僕が色々とやってきた事を知っていて
『いつも、ゆうちゃんばかりで本当に可哀想』といつも話していたそうだ。

結婚してから、連絡を取る事が少なくなっていたけれど、
いつも気にかけてくれたなんて、子供の頃から可愛がってくれていた叔母らしい。
斎場の関係で、通夜と告別式は来週明けまで待つ事になったが、
土曜日に身内が集まって納棺する事になった。
その時に『今までありがとう』ってもう一度声をかけてあげようと思って居る。
コメント
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