今日は床屋さんへ行ってきました。
目安として、40日から50日というのが僕の床屋さんへ行く目安。
前回行ったのが6月下旬。
僕は7月下旬だと思っていたので、ちょっと驚き。
どうりで、髪の毛が気になって仕方が無かったんだ・・・・
僕の行く床屋さんは、実家のある荻窪に有って、
かれこれ40年以上の付き合いになる。
今はマスターから、息子が僕の担当を引き継ぎ
ヘアスタイルにあれこれ注文をつける僕の相手をしてくれている。
僕が床屋に行く楽しみはいくつかある。
髪の毛を切ってもらっている間に、あの高級な革でできた
安楽椅子の上で熟睡すること。
今日なんか、髭を剃って貰っている間も、いびきをかいて寝て居たそうな…
床屋さんの椅子っていうのは、不思議なくらい疲れない。
僕の場合、髪の毛を切って、カラーリング(いわゆる白髪染め)に
トータルで2時間半はかかる。
その間、座っていても全然疲れないんだから、よほど良い椅子なんだね?
もうひとつの楽しみは、マスターと世間話をすること。
今日は、実家の建て替え計画について、アドバイスを貰った。
若い頃、マスターに『他人の稼いだ金で贅沢しろ』と言われて
毎月、給料日に期日指定の2年定期を貯金することを勧められた。
その当時、今と違って金利が年利5%程度だったから、
毎月5万円の定期を入れると、2年後には満期に5千円程度の利息が
2年後から毎月入ってきた。年に6万円、遊びに使えたわけです。
その次の2年は満期になった5万円と新たな5万円を足した10万円が
毎月貯金されるわけで、利息も毎月1万円入ってきて結構な額になった。
今もその貯金は続けているから、貯金だけは増えている。
残念ながら、利息がゼロなので毎月の小遣いはなくなったけど
以前は年間12万円で、家族四人分のディズニーランドの
年間パスポートを購入していた。
決して、お金が余っているのではなく、小銭を生み出すのが上手いだけ。
そういう事も、床屋のマスターに色々教授されてきたし、
人生相談も聞いてもらったり、僕の『ご意見番』なのです。
そしてもうひとつの楽しみは、お店で入れてくれる珈琲。
散髪が終わると、珈琲を入れてくれて、マスターと世間話をする。
タバコを吸いながら、色んな話をするのです。
今日は『運動会で日の丸が揚がっていない』ことに対する談義。
なんだか、床屋って言うのは地域のコミュニティスペースなんだなって
そう感じたのであります。
そういう昔のスタイルがいつまでも残って欲しい職業ですね。