台風一過。台風が猛烈な勢いで通り過ぎて行っちゃった。
電車が止まって、復旧に時間がかかり2時間も待たされた。
雨が止んで、電車の復旧作業に時間がかかるって言う駅員の説明。
でも、駅員が2人居たら、駅の両方向に向かって駅員が点検すれば
隣駅との中間地点で出遭って、そのまま反対側の線路を点検して
元に戻れば、1時間もあれば点検可能だと思うけどね・・・。
確か、私鉄はそんな風にしているから復旧が早いとか・・・
私鉄の職員は『旅客運送業』をサービス業だと、昔から教育されているから
お客さんに迷惑がかからないように努力している。
ところが、JRは民営化されてもいまだに意識は国鉄時代そのもの。
お客さんへのサービスっていうと、『駅中』とか売店などで
お金儲けすることに力を注いでいる。
本業である『旅客運送業』は、黙っていてもお客さんが乗るから
それについて乗客へのサービスそのものには目を向けない。
いわば胡坐をかいて営業しているのです。
こんな企業が、のうのうと生き延びるのは、借金を税金で返しているから。
駅で一番迫害されている喫煙者が納める税金ですよ。
昨日は雨の中をOD急バスに乗って通勤した。
帰りのバスの運転手の運転の酷かったこと・・・・
なんせ、停車、発車の際に『急発進、急ブレーキ』に近い運転。
幸い、座席に座ることが出来たので、我慢できたけれど
それでも左右に体を揺すられて、少し気持ちが悪くなった。
そして今日。
帰りに乗ったバスの運転手さんは女性ドライバー。
昨日とは一転して、立っていても体を揺すられることが無い
女性らしい、乗客に優しい丁寧な運転。
立って何もつかまらなくても、大丈夫なくらい揺れが少ない運転。
ブレーキをかけて停車する時も、ガクンって来ることも無かった。
同じ仕事でもこんなに違うのかなって・・・
ちなみにこの女性ドライバー、OD急バスの山田美智子さんという女性。
停車、発車時の丁寧さに加え、アナウンスも綺麗な声でさわやか・・・・
三鷹界隈でOD急バスに乗ったときに、この人の運転に遭遇したら
凄くうれしくなると思いますよ。
両方の話に共通することは『仕事でどちらを向いているか?』です。
JRの復旧に対する対応、乱暴な運転をするバスドライバー。
この人たちは、仕事をやっている時にお客さんの方を向いていない。
自分は決められた仕事をやっているんだ。
俺たちが電車やバスに乗せてやってるんだ・・・っていう感じでしょう。
お金を払って頂くお客様ではなく、自分の仕事に目が向いているのですよ。
対して、早く復旧して乗客を輸送するために動く駅員、
乗っている乗客が快適に過ごせるように気を遣った運転をするドライバー。
この人たちは、まずお客さんに目が向いていて、お客様のために自分の仕事が有る。
自分も会社で、良く思うことがある。
自分たちの主義で作った装置を、どうだとばかりに売る。
中には会議中にユーザーのことを『客』という社員。
『お客様』だろう・・・って、いつも言いたくなる。
意識の違いが、仕事に現れる。それを意外とお客さんは見ている。
気をつけないといけないなって思ったね。