意外な事に、僕はいろんな人から『気配りしてるねぇ』と言われる。
そんな事を意識している訳じゃないけれど、そう言われて悪い気はしない。
最近は劇団の姉様から言われた。
『貴方は、いつも皆に気配りしていて偉いねぇ』って・・・・
良く解らず、ちんぷんかんぷん・・・・
それでも、他人に対して気遣いがないと言われるよりはいいかな?
自分では特に気を使う事を意識していないから、何処がどうなのか?
芝居の稽古や、稽古の後にみんなで飲みに行く時の事なのか?
確かに劇団では僕より年上ばかりだから、椅子を用意したり
飲み物の買い出し等の使い走りだったり、お袋や婆ちゃんに対して
やって居たような事は、当り前だと思ってやっている。
ところが、僕は会社と言う場所で気遣いの無さを感じる事が多い。
もちろん、会社や上司が僕に対して・・・・の事です。
今日もそんな事がありました。
具体的な話はともかく、3月まで参加していた会議のメンバーから
名前が抜けていたので、年度変わりにメンバーを一新したのかなと。
元々、部課長以上で構成された会議だったので、管理職を降りた時点で
参加しないで良いだろうと思って居たら、会議の前に呼びに来て
『有識者』みたいな立場で参加していた。
それで、専務に『メンバー交代ですね?』と尋ねてみた。
そうしたら『悪い、メンバーに入れるの忘れちゃった』と言われた。
どうでもいい会議なら外して貰った方が良かった。
管理職を降りる時もそうだったけれど、会社って言う組織は
個人に対して、気遣いなどしないものなのだなと感じる。
事前の説明とか、『ご苦労様』の一言が有っていいと思うけど、
そんな事を考える僕が甘いのでしょう。
僕は自分がそう云う事をしないように心がけてる。
他人を押しのけて、自分が良い思いをするような行為は
『はしたない行為』として、親に厳しく言われ育ったからね。
そう云う意味では『気配りしてるねぇ』って言われて喜んでいいのかも知れない。