『やんちゃジジイ・ゆうちゃん』のイカすセカンドライフ

我儘で『やんちゃ』な爺さんの目標は、
周りに笑顔を振りまいて、楽しくセカンドライフを生きる事。

痛快

2013年04月05日 | Weblog

今日は去年まで劇団で一緒に芝居をやっていた、
さやか先生の芝居を観に行って来ました。
プロの俳優を目指しているのだから、彼女が抜けるのは仕方ないけれど、
ダンスも唄も上手いだけに、ちょっと惜しいきもする。
そんな彼女だから、何だか応援したくなる。

今日出掛けた会場は、三軒茶屋いにある『シアタートラム』。
三軒茶屋も、暫く行かない間に大きく様変わりして、
今風のショッピングモールが出来ていて、それに隣接して
ホテルや劇場がある、ちょっとした文化村みたいになってしまった。
昔の三軒茶屋は、もっとごちゃごちゃした街で、
学生の集まる場所だったイメージしか無いから、ちょっと驚きだったかな?

さて、今日の芝居は『知恵と希望と極悪キノコ』
http://www.lives.cc/news/35-newlive/200-201010liveaudition.html
というコメディ。
とある、売れない俳優が最後の仕事として映画の撮影に来た。
ほんのワンシーンだが、台詞もしっかりある。
ところが、撮影が上手く進まずこのシーン自体がカットされそうになる。
それを脇役仲間と売れない元アイドルが絡んで、そのシーンを
なんとか復活させようと、どたばた劇が始まる・・・・
と言ったところか・・・・・

なんせ、テンポが良い。だから、休憩無しで2時間あまりの芝居も
飽きが来ない上に、どんどん引き込まれてしまう。
芝居は、やっぱりテンポだなぁ・・・って、つくづく思う。

それといわゆる『ガヤ』と呼ばれる周りの芝居が上手い。
ガヤガヤ・・・となったかと思うと、台詞が入るたびにトーンが下がる。
だから、台詞がきちんと聞こえるし、周りのガヤも生きてくる。

圧巻は逆回転の巻き戻しシーン。
だいぶ前のシーンまで戻すのだけれど、本当に巻き戻ししてるような
コミカルな動きの上に、ストップシーンはまるで写真のように見える演技。
プロだなぁ・・・って、感じさせたシーンでした。

さやか先生も、高慢な女優の役を上手く演じていたし、
その女優の当たり役『田園調布・ざます婦人』は本当にコミカルで
こういう芝居が好きなんだなぁって思ったのでありました。

とにかく痛快な芝居。
芝居の入りが、ゆっくりだったのでどうなるのかと思ったけど
徐々にテンポアップして客を引き込んで行く演出も面白かった。

また、次にどんな芝居に出演するのやら・・・・
さやか先生に期待しているのであります。

コメント
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