今年は若手中心のダンスや派手なパーティーシーンが無くなり
芝居に重きを置いたオーソドックスなミュージカル。
いつもとはちょっと違ったテイストの芝居になって居ます。
とはいえ、芝居の中で唄われる曲は全部で11曲。
今まで作詞作曲を担当されていた大塚彩子さんから
バークリー音楽大学校出身の、片野真吾さんが担当になり
音楽も少しいつもと違って、大人しい感じに仕上がっています。
相変わらず、舞台装置には手が込んでいて、
超一流の美術スタッフが我々の予算に合わせて
出来る限りの細工をしてくれる様子。
音響、照明も同様に実吉さん、塚本さんと言う大御所が
自ら出向いてプランニングを考えてくれています。
僕はそういうスタッフに支えられる芝居が出来る我々は
本当に贅沢な遊びをやっているなって思うのです。
さて、今回の芝居は一風変わった女の子を中心に、
三人姉妹が運営する難民受け入れセンターでの話。
過去にタイムスリップしたシーンなどを交えての
ちょっと心に響くお芝居。
僕は自分の娘とオーバーラップする主役の女の子が
変わって行く芝居を娘に見せたいなって、
いつもとはちょっと思い入れを持ってやっています。
是非、ご覧あれ!
チケットは、6日の分が若干余っています。
劇団ステージドア第22回公演
5月5日(日) 18:00
5月6日(月・休) 13:00、17:00
こどもの城・青山円形劇場
『三人姉妹』
脚本:ヒューイロック・フィールド
訳/演出:伊藤 清
美術:土屋 茂昭、松尾 紘子
照明:塚本 悟
音響:実吉 英一
音楽:片野 真吾
作詞:大塚 彩子
振付:河岡 裕門
衣装:小林 巨和