5月連休にある芝居の公演まで残り1ヶ月を切り、
稽古も仕上げの段階に入りつつあります。
今年は連休中と云う事もあって、例年に比べると
稽古期間が短い上に芝居そのものが、いつもより難しい
と言う事もあって、細かく区切ってやる小返しが多くなって、
なかなか通し稽古にならなかった。
そもそも、役者の能力不足や人生経験不足などで
演出の思うような、心に訴えかける芝居になかなかならなくて、
さすがの演出もイライラし始めている。
連休に入ると、音響のチェックや、照明のプランニング、
舞台監督や大道具、小道具の打ち合わせのために通し稽古のみになるから、
もうそういった小返しをやっている時間は取れないので、
実質の稽古は来週の土日の二回が最後になる。
昨日のドレスリハーサルで、着替えを含めた時間が少々長く、
芝居のテンポを上げて、時間短縮をしないとならないかな?
青山円形劇場の事を考えると、芝居は2時間前後で終わらせないとならないし
素人の下手糞芝居では、お客さんも2時間が限界。
芝居のテンポももっと上げないといけないなぁ・・・・
それでも、今日は通し稽古が出来て、問題点も出てきた。
これを来週の2日間で修正して行くのだけれど、音響さんや
照明の先生が見に来るので、とにかく頑張るしかない。
でも、だんだん皆のテンションが上がってきて、
公演が近い感じも漂ってきた。
実質残り2日間の修正期間で、良い芝居に仕上げなくちゃ。
僕も台詞の言い回しにちょっと悩んでいるのだけれど、
それも来週にはしっかりと方向性を決めないといけない。
しかし、この緊張感がたまらなく楽しいのです。