『やんちゃジジイ・ゆうちゃん』のイカすセカンドライフ

我儘で『やんちゃ』な爺さんの目標は、
周りに笑顔を振りまいて、楽しくセカンドライフを生きる事。

リーダーの資質

2013年04月04日 | Weblog

リーダーに向いていない人間がリーダーになると,
その組織は力を失う。
言うべき意見は、きちんと言う。
意見には何となくでなく、自分なりの見識をきちんと説明できる
そういった意見で無いと議論の時間が無駄になる。
そう考えて、ずっと管理職として部下を指示して来ました。

ところが、言いたくないけど僕の後釜は決まってそういう資質でない人間が来る。
前の部署でもそうだった。
それで、阿呆らしくなって飛び出してきたんだけれど、
今回は、育てている若手が居るうえに、僕の代わりに指導できる
人間が全く居ないので、前みたいな訳には行かなくなった。
それで、やる気を失いながらも今の部署に居る訳です。

人を集め、何かに向かって行く。
その先頭に立つ人間は、それなりのポリシーを持っていないと統制できない。
今、シニア大会で優勝を目指している僕の作ったサッカーチームは
『皆が笑顔でプレーする』『勝ち負けに拘らず、サッカーを楽しむこと』がモットー。
楽しくない雰囲気を作る人間は入れないし、そういう行為が露呈したら辞めさせる。

会社の同好会でもなければ、金も貰っていない。
ユニフォームに始まって運営資金を、全額僕が出す理由は
そういったことに文句を言わせないため。
かと言って、ファッショだったり非民主的な組織でもない。
皆の意見を出来るだけ聞いて、最後は僕が判断する。

僕の尊敬するリーダーで、ダントツなのが劇団の座長。
上は87歳から、下は21歳と言う老若男女が入り混じった劇団は
時に我侭だったり、自分勝手な人が存在する。
それでも、座長はその人の個性を引き出すような配役と台本を作り上げる。

時には怒り、下品な言葉を意識して発する。
これも、芝居と言うものを作り上げるのに必要だから。
傍がなんと言おうが、ガンとして受け付けないことも有れば、
逆に役者本人の考えを、出来るだけ尊重して演技をさせる。

僕は座長と知り合って、学ぶことが本当に多くて心から尊敬している。
女性には評判が悪かったりするのだけれど、男にしか判らない物の考え方や
劇団員に対する愛情が、単に理解されないことが有るだけ。
それでも、頭ごなしに怒鳴ったり、自分の思い通りに動かすための
劇団員に対する心配りは、本当に素晴らしいなぁって、
いつも稽古の間中、座長の一挙手一投足を見て、吸収しようと思うのです。

会社って、そうじゃないのかな?
僕がリーダーの資質を持っているとは思わないが、その僕が見て駄目な人間が
多くの部署でリーダーをやっている。
会社からすると、反論しないで言うとおりに動く人間が使いやすいのかもね?

そういう意味では、僕は会社員に向いていない。
やっぱり、定年後は小さな会社でもいいから社長になって、
自分の思うとおりに仕事も人も動かしてみたい。
そう思う、今日この頃です。

コメント
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