『やんちゃジジイ・ゆうちゃん』のイカすセカンドライフ

我儘で『やんちゃ』な爺さんの目標は、
周りに笑顔を振りまいて、楽しくセカンドライフを生きる事。

勉強になる

2013年04月21日 | Weblog

芝居の稽古も、佳境に入って来ました。
毎回、座長が団員に対する言動を見ては、感心するばかりです。

これまでの人生で出会った人で、『この人と一緒に何かをやりたい』
と思う人は、意外に少ないものです。

その一人が音楽を一緒にやってる相方。
僕は彼を人間的に凄くリスペクトしているから、この人に関しては
何をしようが、文句を言う気はサラサラない。
とにかく、この人とは付き合い始めてから、かれこれ30年以上になる。
一生の付き合いになるんだと思って、お互いのプライベートをを尊重し、
余計な部分では関わらない。
かと言って、何でもそうかと言うとそうでもない。
頼まれれば対応するし、出来ない事はハッキリ言う。

今、一番尊敬しているのは劇団の座長。
稽古の日は、この人の発する言葉に、いつも耳を傾けているんだけど、
とにかく一日に一回はメモしたくなる言葉がある。

今日の稽古では、歌唱指導の石崎先生、振付の河岡先生の言葉からも
勉強になる事が、幾つも有った。
面白いなぁと思うのは、表現方法が違ってはいるものの、
伝えようとしている事は同じで、3人のベクトルが合っている事。

例えば今日の一言
座長①
『普段、無意識にやっている事を意識して表現するのが役者』
これは、そう云った事を表現できれば、
見ている観客にとっては自然に見えると言う事。
なるほどなぁ・・・・と思ってしまった。

座長②
『どんな時でも笑顔でお客さんに接して居るのがサービス業』
看護婦さんや、介護ヘルパーなど患者さんの前では常に笑顔で居る。
これがプロフェッショナルなんだと説く。
芝居の中で、役作りが出来ていない人に小言を言った時の話。

石崎、河岡、両先生③
『舞台の上で、許される事がある』
これは唄や振付、芝居での話。
自分の気持ちを前面に出したり、なりふり構わず表現できるのは舞台の上だけ。
日常生活で言えなかったり、出来ない行動も舞台という
非日常の世界では許されるのだ。
つまり、芝居では別の人格を作りなさいと言う事か・・・・

この中で②に関しては、自分の仕事にも通じる事。
こんな事が毎回、稽古の場で得られるんだから楽しい。

座長の素晴らしさは、芝居の事の事だけではなく、この他にも沢山ある。
今度、機会を見て座長の事を書いてみるつもりです。

コメント
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