今日で丁度、公演まで1ヵ月となりました。
今日は、先週に続いて築地にある朝日ホールのリハーサル室での稽古。
舞台サイズをきっちり取れる、数少ない稽古の場なので
舞台を意識した芝居の稽古をやりたいのだが、
相変わらず、リズムが取れない、音が取れないおじさん、おばさんたちが
限られた稽古の時間を、唄の練習に多くの時間を割くことが多く
その間、その唄に関係ない人は待ち時間になってしまい、ちょっとイライラさせる。
練習はして来ているんだろうけど、やっぱりそういうのは個人的に
練習して解消して欲しいなって思う。
おまけに今日は爆弾低気圧とやらが日本近海を通過するらしく
夕方から雨風が強くなると言う天気予報。
遠くから来ている人は、電車が止まらないかとソワソワして
中には、自分の出番が無いから帰ってしまい人まで現れる。
まぁ、年寄りの多い劇団だから仕方が無いのかも知れないけれど
そういう人に限って稽古しないと駄目な人だったりする。
しかし、そんな事を言っても聞く人たちじゃないし・・・
そういう意味では我劇団は『わがままなジジババ』の集まった集団なのかも?
でも、最近はそういう事に対して、寛容になった気がする。
それだけ目上の人たちと関わることで、勉強してきたのかも知れない。
会社でも余り怒らなくなったかなぁ?
立場が変わると、同じ事を言っても聞く側の受け取り方が変わるみたいだし
僕自身もそういう空気を感じると、敢えて意見する気力も無くなったり・・・
結局、芝居の稽古を始めても、居なくなった人の場面はカット。
おまけに雨が降ってきて、風も吹き始めたのを気にして
外の様子を見に、頻繁に出入りしてソワソワしているおじさんや、
帰りたいと言いだす人まで出てきて、さすがの座長も諦めたのか?
いつもは10時近くまでやる稽古も、7時で切り上げることになった。
もっと芝居の稽古をやりたかったけれど仕方が無い。
帰りがけに久しぶりに、新宿の「亜麻亜亭」のコーヒーが飲みたくなり、
一緒に帰ってきた、4年前に相手役をやった姉様を誘って喫茶店でデイト。
4年前は、毎週のように帰りがけに珈琲を飲みながら、
芝居のことを話して役作りをしていたのが懐かしい。
しかし、今日で丁度残り1ヶ月。
明日はシニア大会の決勝があるので夕方からの参加になるけれど
頑張って、良い芝居を作りたいと思うのであります。