3連休の最後は東中野にある生涯学習センターの
レクリエーションホールで最後の通し稽古。
音響の実吉先生とお弟子さん、照明の塚本先生とお弟子さんに
舞台監督をやっていただいている瀬川さんを加えたスタッフの前で
通し稽古をやって、本番前にスタッフが最後の打ち合わせを行うもの。
夕方6時からの通し稽古の前に、石崎先生に来て頂いて、
音楽を中心に最後の指導をしていただくはずでした・・・・。
ところが朝、10時前に嫁さんから、
『次女が自転車で転倒して、顔面を強打して血だらけで帰ってきた』
と言う内容のメールが舞い込んで、慌てて電話したところ
休日の救急医療は当番制で、治療を受けられないと聞き、
急遽、消防署の紹介してくれた病院まで車でつれて行く事にした。
三鷹の自宅周辺には、救急医療を扱っている杏林病院や
野村病院、日赤病院などが歩いて行ける距離にあるというのに
休日は当番制という言い訳が出来て、何処も診てくれないとは
驚きだが、そんな事を言っても仕方が無い。
近所で受け入れてくれると言う、小平の一ツ橋病院まで治療を受けに行った。
次女を見たら思いの外、怪我は軽かったみたいだけれど、
それでも鼻血が大量に出た上に、おでこのあたりが腫れているから
僕の見る限り、鼻骨の骨折はしているだろうなと思って
とにかく病院へ連れて行って、一安心。
帰りは電車で帰ってもらうことにして、僕は車を置きに急いで帰宅して
稽古場の東中野へ飛んで行った。
稽古場に着いたのが、2時ちょっと過ぎ。
丁度、僕が参加するM2の練習が始まったばかり。
それで、着くや否や唄に参加・・・・・疲れました・・・・
『一緒に居なくてもも大丈夫?』って、皆が娘の事を心配してくれたのだけれど、
僕は
『そうならば、来ませんよ。大丈夫!』と言って、みんなにお礼を言った。
それで、稽古の方は順調に進む。
心配していた唄も、リズム音痴のおじさんも調子良かったし・・・
ところが、通し稽古の途中で3人姉妹の長女役が転倒して手を骨折してしまった。
稽古場のレクリェーションホールは、ダンス用の固いフロアの上に
舞台で使うハイヒールの慣らしのために履いていたらしいのだが
いつもと段取りを変更したのが伝わってなくて慌てたらしく
勢い余って、足を滑らして宙を舞ってしまった。
救急車を呼んで、慶応病院まで搬送してもらったのだけれど、
その後は一人居ない状態で通し稽古を続行。
それでも、今日はスタッフのための通し稽古なので問題なく終了。
しかし、一日に2回も事故に遭遇したので、解散のまえに
『皆さん、今日は気をつけて帰ってください』って伝えて別れました。
2度あることは3度・・・・って言いますからね。
ちなみに怪我をした女性は、ギブスをして芝居に出るそうで
座長がそれを台本に盛り込む変更を入れるそうです。
流石は、座長!
臨機応変さが無ければ、芝居なんて出来ませんね。
さぁ、あとは金曜日に通し稽古を一回やるだけで本番です。