月曜日の夜に、俊ちゃんのライブへ出かけた翌日だけれど、昨日は休暇を取って
夕方から代々木体育館で開かれる、『小田日和』という、元オフコースの小田和正さんのコンサートに、
二日続きで出かけて来ました。
小田さんのコンサートは、2011年の8月に横浜アリーナで開かれた『どーも、どーも、その日が来るまで』以来、3年半ぶり。


前回もそうだけど、今回もチケットを購入した友人のおこぼれを頂戴してのもの。
小田さんとは、かつて僕が音響・照明のスタッフをやっていた時代(35年前です)に、
丁度、オフコースが5人組になって活躍し始めた頃に、有楽町のよみうりホールで
杉野女子大の学園祭で、コンサートのの仕事を受け持った事がある。
それからもう35年。ファン層は僕らの世代が多いみたいで、会場の周りには
オジサン、オバサンがウジャウジャ居る。(勿論僕もその一人ですが・・・・)
それでも、小田さんには若い世代のファンも多い。
日本の音楽も、やっと老若男女が行けるコンサートが、チラホラ見受けられる時代になったのかな?
コンサートは6時半から、エネルギッシュな演奏で約3時間。
会場はオジサンの掛け声、オバサンの黄土色の声援(黄色い声ではありません)で盛り上がって
何だか、昔の演歌歌手のリサイタルの雰囲気が漂ってました(笑)
悪口では無いのですが、僕にとってこのコンサートは『コンサート』ではな『音楽イベント』でしたね。
音楽を聴く環境じゃない・・・・
野球の試合を観に行くんじゃなくて、ファン感謝デーに行った様な感じ。
とにかく、後ろに居るオバサンが一緒になって唄っている。
『おれはお前の唄を聴きに来たんじゃねぇ…』って、怒鳴りたくなるような感じ。
でも、ここは『コンサート』ではなく、『イベント会場』なのです。
だから地方からはるばるやって来る1万人近いお客さんを収容するには、
コンサートホールなんかじゃなく、『体育館』になるわけです。
これは、ライブハウスでも一緒。お客さんが唄ったり、鳴り物を鳴らすような店はライブハウスでは無い。
『イベント会場』だったり、キャバレーみたいな場所なんですね。
そもそも、このコンサート会場の代々木体育館。
かつてここで仕事をした時の印象が悪くて、嫌な予感がしたのです。
そう、音響工学的にはまったく音楽をやるような建物じゃない。
低音が回り、高音が天井から跳ね返ってくる、音響泣かせの場所だったのです。
その記憶通り、今回の音響は最低だった。
僕の座った席は、左サイドの2階。つまり横から音楽を聴く訳です。
スピーカーから出た音が、跳ね返ってエコーがかかったようになる。
その時間が約0.2秒くらいかな?8分音符1個分くらい・・・・これは酷いものです。
物理的にそうなっておかしくないのですよ。
体育館の長手方向は、約60~80mほどある。
への字になった屋根の形が災いして音が全部後ろに向かって進み、壁に集まって反響する。
音の進むスピードは理科で習う通り。0℃で毎秒330m。
気温が高くなるとその速度は速くなって、25℃で毎秒345mくらいになる。
つまりこの会場の大きさを70mとして、室内の温度を考えるとスピーカーの音が対面の壁に当たるまでに0.2秒かかる。
そしてそれが僕の居たところまで届くのがその半分を足した0.3秒。
最初に聞こえるスピーカーの音とこの音が重なって、音楽を聴いている感じとはとても言い難いものでした。
この物理現象を抑えるには、新宿のコンサートホール『オペラシティー』のように、
高い天井や壁に反響板や吸収板を随所に着けない限り、不可能なのです。
まぁ『コンサート』ではなく、『音楽イベント』ですから、お客さんが喜べばそれで良いのでしょう。
少なくとも、僕は前日の俊ちゃんのライブをやったライブハウスの様な、『音楽をじっくり聴く』環境が向いているようです。
とは言え、僕は小田さんの音楽は大好きです。
あすは小田さんの音楽について思う事を書きます。
夕方から代々木体育館で開かれる、『小田日和』という、元オフコースの小田和正さんのコンサートに、
二日続きで出かけて来ました。


小田さんのコンサートは、2011年の8月に横浜アリーナで開かれた『どーも、どーも、その日が来るまで』以来、3年半ぶり。


前回もそうだけど、今回もチケットを購入した友人のおこぼれを頂戴してのもの。
小田さんとは、かつて僕が音響・照明のスタッフをやっていた時代(35年前です)に、
丁度、オフコースが5人組になって活躍し始めた頃に、有楽町のよみうりホールで
杉野女子大の学園祭で、コンサートのの仕事を受け持った事がある。
それからもう35年。ファン層は僕らの世代が多いみたいで、会場の周りには
オジサン、オバサンがウジャウジャ居る。(勿論僕もその一人ですが・・・・)
それでも、小田さんには若い世代のファンも多い。
日本の音楽も、やっと老若男女が行けるコンサートが、チラホラ見受けられる時代になったのかな?
コンサートは6時半から、エネルギッシュな演奏で約3時間。
会場はオジサンの掛け声、オバサンの黄土色の声援(黄色い声ではありません)で盛り上がって
何だか、昔の演歌歌手のリサイタルの雰囲気が漂ってました(笑)
悪口では無いのですが、僕にとってこのコンサートは『コンサート』ではな『音楽イベント』でしたね。
音楽を聴く環境じゃない・・・・
野球の試合を観に行くんじゃなくて、ファン感謝デーに行った様な感じ。
とにかく、後ろに居るオバサンが一緒になって唄っている。
『おれはお前の唄を聴きに来たんじゃねぇ…』って、怒鳴りたくなるような感じ。
でも、ここは『コンサート』ではなく、『イベント会場』なのです。
だから地方からはるばるやって来る1万人近いお客さんを収容するには、
コンサートホールなんかじゃなく、『体育館』になるわけです。
これは、ライブハウスでも一緒。お客さんが唄ったり、鳴り物を鳴らすような店はライブハウスでは無い。
『イベント会場』だったり、キャバレーみたいな場所なんですね。
そもそも、このコンサート会場の代々木体育館。
かつてここで仕事をした時の印象が悪くて、嫌な予感がしたのです。
そう、音響工学的にはまったく音楽をやるような建物じゃない。
低音が回り、高音が天井から跳ね返ってくる、音響泣かせの場所だったのです。
その記憶通り、今回の音響は最低だった。
僕の座った席は、左サイドの2階。つまり横から音楽を聴く訳です。
スピーカーから出た音が、跳ね返ってエコーがかかったようになる。
その時間が約0.2秒くらいかな?8分音符1個分くらい・・・・これは酷いものです。
物理的にそうなっておかしくないのですよ。
体育館の長手方向は、約60~80mほどある。
への字になった屋根の形が災いして音が全部後ろに向かって進み、壁に集まって反響する。
音の進むスピードは理科で習う通り。0℃で毎秒330m。
気温が高くなるとその速度は速くなって、25℃で毎秒345mくらいになる。
つまりこの会場の大きさを70mとして、室内の温度を考えるとスピーカーの音が対面の壁に当たるまでに0.2秒かかる。
そしてそれが僕の居たところまで届くのがその半分を足した0.3秒。
最初に聞こえるスピーカーの音とこの音が重なって、音楽を聴いている感じとはとても言い難いものでした。
この物理現象を抑えるには、新宿のコンサートホール『オペラシティー』のように、
高い天井や壁に反響板や吸収板を随所に着けない限り、不可能なのです。
まぁ『コンサート』ではなく、『音楽イベント』ですから、お客さんが喜べばそれで良いのでしょう。
少なくとも、僕は前日の俊ちゃんのライブをやったライブハウスの様な、『音楽をじっくり聴く』環境が向いているようです。
とは言え、僕は小田さんの音楽は大好きです。
あすは小田さんの音楽について思う事を書きます。