元オフコースの小田和正さんのコンサート『小田日和』に出かけて来ました。
2011年の8月に横浜アリーナで開かれた『どーも、どーも、その日が来るまで』以来。
かつて僕が音響・照明のスタッフをやっていた時代(35年前です)に
オフコースが5人組になって活躍し始めた頃に、有楽町のよみうりホールで
杉野女子大の学園祭の仕事で、音響スタッフとして一緒になった事がある・・・・・
と言う話は昨日の日記で書きました。
それからもう35年。僕は基本的にオフコースのファンです。
今はそうでも無くなったけれど、かつては小田さんの様な甲高い声だったので
彼の唄が、妙に唄い易かったと言うのも理由ですかねぇ・・・・
その前はかぐや姫の南こうせつだったり、チューリップの財津和夫だったり
洋楽ではCS&Nやイーグルスなどの高い声で唄うグループの音楽を好んで聞きました。
そう、小田さんの音楽はここ『高い声で唄うグループ』がポイントなんです。
小田さんが二人組のデュオ『オフコース』でデビューしたのは昭和40年代後半。
一時期、杉田次郎のバックバンド的な事をやって
『人力ヒコーキのバラード(1972年)』なんて曲を唄って居た時期もありました。
3年前のコンサートを聴いた時も感じた事なのだけれど、
小田さんは『オフコース』が好きだったんだなぁ・・・・って今回も思った。
と言うのは彼のバックバンドはギター、ベース、ドラム、キーボードが主体。
最近は連続音のストリングス(第1、第2バイオリン、ビオラ、チェロ)を加えて
音に厚みを持たせては居るけれど、基本はギター、ベース、ドラム、キーボード。
更にこの4人はいずれもボーカルを取る。しかも中低音から高音まで・・・・
この基本構成は3年前のコンサートでも一緒だった。
そしてこの構成こそ、解散した『オフコース』が取って居たスタイル。
僕は男性だけのコーラスが好きです。
高い声を女性に頼らず、男性が担う事で生み出すハーモニー、
それも、高い方へ重ねて行くコーラスが好きですね。
海外のバンドでもウェストコースト系のバンドのコーラスが綺麗なバンドが好きでした。
古くはCS&N(クロスビー、スティルス、ナッシュ)、アメリカ、イーグルス、
ドゥービーブラザーズバンド、ジャクソンブラウン、POCO等など・・・・
日本ではスターダストレビューの様な男性によるコーラスのグループです。
オフコースの音楽は、それとはまたちょっと違うのだけれど基本的に
小田さんのコンサートで聴かせてくれる音楽は今も『オフコース』サウンドです。
リードギタリストで有り、一番最初から『オフコース』をやって居た
鈴木康博さんが脱退して、『オフコース』もその4年後に解散したけれど
メンバーこそ違え、僕は小田さんがあの頃のスタイルを、今でも続けている気がします。
小田さんのボーカルに被せるコーラスの厚みは、何ともいえない心地よさがあります。
出来ればあんな『体育館』で高い金を取ってやる『イベント』では無く、
かつての厚生年金会館のようなホールで、聴衆が息をひそめて聴く『コンサート』を
もう一度聴いてみたいなって思うのです。