今日は衣装デザイン担当の、小林巨和(みわ)先生が忙しい中の、
時間を割いて稽古場まで足を運んで来て頂き、今回の芝居で使う
衣装について、全体のコンセプトや個々のキャラクターに対する
イメージについて、判り易く説明が有りました。
『劇団四季』で、小林先生がまだ駆け出しの頃だった2008年から
我々、素人劇団の衣装デザインのアドバイザーになって頂いて、
早いものでもう8回目の公演になります。
それまでの芝居は、イメージこそあるんだけれど、皆が着たい服を持って来て
舞台上で色んな色の衣装を着てやって居た。
特に女性陣は、『このシーンは翌日だから…』とか理由をつけては、
場面ごとに衣装を何度も着替えて、まるでファッションショウのように、
普段着ないような服装をして舞台に出る事が多かったし、女性たちもそれを
楽しみにしていたから、女性たちの衣装の量は凄いものだった・・・・。
オマケに『何色が足りない』とか、そう云う事に気を使っていた気がする。
そんなだから、写真を比較して見るとその頃の衣装は色鮮やかで綺麗な事は間違いない。
ところが、小林先生が担当されるようになってから衣装の考えが変わって、
芝居のイメージとか、日常でも普通に見かけるようなリアリティーとか、
最初は、 女性たちの反発が多かったのだけれど、逆にその頃から芝居は
写真を見るだけで、芝居のイメージが思い出されるようになったのが不思議なところ。
オマケに以前は、その都度『衣装』にする服を皆さん購入して居たのだけれど、
小林先生は、持っているものを持参させて、布切れ等で色付けしてみたり
ちょっとした手を加えて派手にしたり、イメージ通りのものに変えてしまう。
やっぱり、素人とプロは圧倒的にパフォーマンスが違います。
そんな訳で、最近は衣装の着替えも少なくなり、せいぜい2種類。
今まで大変だったのは『男性はタキシード姿で』と言われた時。
まぁ、うちの劇団は、僕を含めて自前のタキシードを持っている人ばかり。
持って居ないは、若い子だけだったので、芝居に出ない座長のものをお借りして
びっしり揃えた事もありましたが・・・・この時は、凄くゴージャスな感じでした。
今日はまだレビューだったから、いつも通り話だけ聞いておくことにして、
特に衣装は持って行かなかった。
中には衣装を持参して、先生に見せている人も居ましたけどね。
それに僕の場合は毎回、他の人の衣装を見てどうするかを決めているので
そう云う意味で今日は偵察と言う感じだったですね。
さて、稽古は男性陣の唄振りの確認。
事前に僕が、覚えて居る限りの振付を図にして作っておいた。
多少、あやふやなところがあったけどそれを確認する意味もあって・・・・
これを男性陣が『おぉ…』といって評価してくれて、取り敢えずおさらい。
『ここはこうだったよ…』とか、僕の記憶が曖昧だった所を指摘したり
振付助手の子に訊いて修正したり・・・・・
こんな事も、何もやらないよりやって居た方が良い。
唄も手で書いているから、覚えるしね。
こう云った事が、男性陣の中に浸透してきて、とにかくチームワークが良くなった。
当然、芝居にもその感じが出て来る。
座長は今のところ、男性陣のやる事には一切口出ししないで居る。
今年の稽古は、いつになく楽しくて仕方がありません。