『やんちゃジジイ・ゆうちゃん』のイカすセカンドライフ

我儘で『やんちゃ』な爺さんの目標は、
周りに笑顔を振りまいて、楽しくセカンドライフを生きる事。

叔母の『小言』

2016年05月02日 | Weblog

今日は久しぶりに、秋葉原まで出かけて叔父夫婦の顔を見てきました。

年明けに親父の33回忌があって、その時に会ったきり。
その後は芝居の稽古や、サッカーの大会などでご無沙汰していた。
午前中に電話して、出かける用事が無いことを確認した。
電話の向こうの叔母さんの声は、とても80代とは思えないくらい相変わらず若々しい。

秋葉原の昭和通口を出て、歩いて5分という好立地に居を構える叔父夫婦。
手土産に『銀たこ』で売っている、クロワッサンのたい焼き。
たい焼きと言うより、あんこ入りの菓子パンです。
これがなかなかサクサクしていて美味しいのですよ。

叔父の家に到着したのは昼寝をしているであろう2時半。
インターホンを押したら、叔母さんが出てきて入り口を開けてくれた。
入り口のガラスには『神田祭り』のポスターが貼ってあった。
今年は一年おきに行われる本祭りではなく影祭り。
町内神輿が出るだけで、神田明神への宮入りは無い。

そういえば、僕が秋葉原に住んでいた頃に作った袢纏があったなぁ・・・・
神田和泉町『ゆうじ』と書いてある袢纏は、今でもクローゼットにかけてある。
友人の神輿オヤジに唯一自慢できる代物ですが、僕はもう神輿は担ぐことはない。

叔父が2階から降りてきて、いつもの冗談で話が始まる。
叔父:『おぉ、ゆうじ。暫く来ないからどうしてるかと思ったよ…足は付いてるだろうな?』
僕:『その言葉、そのままお返しします…』
叔母:『あんたらは本当に馬鹿だね…(笑)』
こんな感じでいつも楽しい会話。

ちょっと歩き方が、いつもと違うので気になったが、まだまだ元気そうだった。
叔父は15年ほど前に脳梗塞を患い、結局それが引き金になって
長年続いた珈琲問屋の看板を下ろすことになった。
本当は僕が後を継ぐ話になっていたはずの会社だったんだけど・・・・

話をしていたら、叔父が急に用事を思い出した。
町内会の会合があったらしく時計を見たら30分前。
急いで背広に着替えて、出かけて行った。

背広の話から、叔母が僕に小言を言った。
内容は1月の親父の法事で、僕が着て行った服装について。
僕はかなりラフな格好で出かけて行ってしまった。
その事は全く気にしていなかったのだけれど、叔父夫婦は快く思っていなかったらしい。
兄貴に代わって、すべて仕切っているのに、そんなことでケチが付いちまう。
なんで、あんな格好をしてきたのかなぁ・・・・と、叔父ががっかりしていたと言われた・・・・

嫁さんと別居しているからそういう事に気が回らないのだと。
色々と心当たりのあることを小言で言われた。
叔母に窘められるまで気が付かないところが、僕の悪いところです。

でも、こんな歳になっても小言を言ってくれる叔母。有難いですね。
僕にとって、第2のお袋みたいな存在です。
今日はそんな事があって、ばつが悪いので早々に引き揚げてきました。
また、近いうちに訪ねて行くつもりです。
あー、まだまだ俺は子供だなぁ・・・・

コメント
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