久しぶりにサッカーの試合、昭島市の社会人リーグです。
我々のチームは平均年齢が45歳を超えたシニアチーム。
昭島のシニアチームを相手に試合をしても、殆ど負ける気がしない。
メンバーのほとんどが、マラソンをやって居たり、会社の昼休みに
毎日25分間のミニゲームをこなしている。
そのお蔭で、若いチームを相手にしても体力的には引けを取らない。
差が出るのはスピード。
こればかりはどう足掻いても、若さには勝てない。
強いて若者にないものを挙げるとすれば『経験値』でしょうかね?
それと絶対的なチームワーク、これだけは胸を張って誇れる。
今年度のリーグ戦は前後期で14試合。
初戦は芝居の公演の前の週だったので、怪我が出来ないから欠場した。
相手は今期の優勝候補、若手のチーム中神FCだった。
前半を0-2で折り返し、 後半に3点を奪って逆転勝ちした。
これはハッキリ言って『番狂わせ』の試合となった。
そして今日は第2戦、相手はやはり若手のS.S.C。
このチームは上手くて、さらに汚いプレーをしない良いチームです。
このチームと試合をすると、勝ち負けに関係なく、いつも良い気分になる。
FWには20代の選手が居て、正直言って簡単に勝てる相手じゃない。
今日は試合前に僕が指示を出した。
『中央を絶対に空けないで、ゴール前に蓋をする』
まぁ、これはイングランドで創設132年目で初めて、奇跡の優勝を果たした、
レスターシティーの試合を見て、思った事なんだけどね。
その為に、センターバックの前に2人のボランチを置いた。
二人ともとにかく運動量が多く、献身的に守備をする。
前半早々に、レスターのような鮮やかなカウンターで先制した。
その後は、相手の攻撃を受けたけれど、コースを塞ぎ凌ぎ続けた。
前半に相手の強烈なシュートが枠を捉えた。
今日はGKに専念するつもりで、試合前のシュート練習でかなりボールを受けた。
その感覚が残っていて、そのシュートを僕が横っ飛びではじき出した。
味方も失点を覚悟していたから、ビックリの『神セーブ』。
シュートを打った相手も、『ウソだろ…』と言いながら僕に拍手。
気持ちがいい連中です。
ところが、その後のコーナーキックのクリアボールを相手がゴール前に上げてきた。
僕は目の前に居た敵の選手がオフサイドだと思ったら、オフサイドにならない・・・・
油断もあって、慌ててパンチングしたけれどそのボールが相手に当たって
不運にもゴールの中に・・・・これで同点。
後半にも、なんと再びこの日2度目の『神セーブ』があって、試合は引き分けに終わった。
しかし、僕の肘と膝は血だらけ・・・・
芝居の公演が終わっていて良かった(笑)
今日はチームのメンバーに僕から新しい名前入りのピステをプレゼントしました。
還暦を祝ってくれた仲間たちに、壮年大会優勝記念と言う名目で・・・・
退職金が出たので、ちょっと奮発したのだけれどユニフォームの2年分。
それでも、皆が喜んでくれたので僕も嬉しかった。
『ニンジン作戦ですね?』というから、『撒き餌だよ…殆ど食い逃げだけど・・・・』
その甲斐もあってか?
2試合終了して、1勝1分け。シニアチームなのに凄い事です。
今度、全員で写真を撮影してアップしようと思っています。