『やんちゃジジイ・ゆうちゃん』のイカすセカンドライフ

我儘で『やんちゃ』な爺さんの目標は、
周りに笑顔を振りまいて、楽しくセカンドライフを生きる事。

ノーベル賞

2016年10月04日 | Weblog

今年のノーベル医学生理学賞に大隅良典東京工業大栄誉教授が決まった。
基礎研究を地道に続けてきた大隅先生の功績はすごいなぁと思う。

『何事も基礎を疎かにしてはいけない』
と言うのが僕の持論でもあるだけに、こういう方が受賞するのは本当に嬉しい。

ところがお隣の国では、それを妬ましく思っている様子。
日本人のノーベル賞受賞者は、今回の大隅先生で25人目。
お隣の国は、受賞したのは元大統領の『平和賞』ひとつ。
科学技術や文学の分野では、全く居らず候補にも挙がらない。

何でも日本に勝てばいいお国柄ですけど、こればかりは簡単に行かない。
真似しても駄目だし、そもそもノーベル賞を受賞するには
何十年と言う研究や、その成果を審査されるのだから、
お隣の国が本気になっても、まず追い抜くことは不可能でしょう。

『何事も基礎が大事』と若い人に言い続けてきたが、退職した前の会社では
そういった事をコツコツと積み重ねようとする人間が居なかった。
今の仕事で、若い人たちに色々と教えているんだけれど
『最初は皆、素人』と言って、電気工学も出来るだけ解りやすく
説明しながら、教えている。

人に教えるのは、自分が理解していないと出来ない。
よく、難しい事を言って解らなくしちゃう人は、理解度が低いって思っている。

大隅先生が『なんで???…と、解らないことに興味を持つ気持ちが大事』
と仰っていたが、まったくその通りだと思った。

僕は小さい頃からその連続だった。
自称『なんで?なんで?君』
今の仕事でも解らないことがあると、すぐに質問するし、
自分で調べたりして、納得しないといつまでも考えている。

興味を持ったことに対して、労力を惜しまずしつこくやれる。
言い換えれば、好きな事しかやらない・・・・我儘な人間です。
そういう我儘な僕を生かしてくれた先輩や、元上司、同僚、仲間。
関わってきた人たちには本当に感謝しています。

好奇心は人を成長させる。
自分の娘たちにも『好きなことをやって生きて行きなさい』
と言い続けて育ててきた。

人の事なんかどうでも良い。
自分の好きなことをやれば、寸暇を惜しんで何かをやる事になる。
そうじゃない人は、不幸な人生を送っている気がします。

コメント
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