昨日の日記に書いたとおり、今日は仕事へ行かず休日。
休暇と言わないのは、僕は仕事中心で生活していないからです。
昨夜はまた次女が夜中にやってきて、寝たのが3時過ぎ。
午前中に行きたいと言うので10時半まで寝かせてやって起こしたのだけれど
やっと起きてきたのが11時。
『いつも何も食べないで出かける』と嫁さんが心配しているので、
とりあえず、ヨーグルトにバナナを入れたものに、温かい紅茶を入れ、
スクランブルエッグを作ってやり、マフィンを軽くトーストしたものを食べさせてから
車で5分ほどの処にある、次女の働くアニメーションスタジオまで送り届けた。
帰宅して時計をみたらすでに12時過ぎ。
慌てて弦を交換したフェンダー・テレコースティックを
を専用のケースに入れて出かける支度をした。
ギターシールドにエフェクターを入れて出かけようと思ったら外は雨。
傘をさしながらギターケースを持って出るのは嫌ですねぇ・・・・
とはいえ、平日の昼間は電車も、スタジオもガラガラ。
練習は、今回の課題曲2曲だけに2時間をかけて、ひたすら唄の練習。
ギターは張り替えたばかりなので良い音してるんだけど、
なんだかいつもより指が痛い。
家に帰ってから、他のギターと比べたら若干だけれどネックが長い。
その分、弦を張る時のテンションを上げないと同じ音にならないので
同じ弦を使っても硬くなるのは当たり前と納得したのでした。
練習の後は、新宿の四谷3丁目まで移動。
3年前まで僕の劇団に居た西原沙矢香先生(僕はこう呼んでいます)が出演する
劇団夜想会アトリエ公演 『大変な心配〜ジュウゴマンの野望〜』
(出演:多田広輝 西原沙矢香 深水郁)
という芝居を観に行きました。
前回まで阿佐ヶ谷の喫茶店を改造した場所でやっていたのだけれど、
今日の会場は四谷3丁目にある『茶会記』http://gekkasha.modalbeats.com/
というアトリエ風のイベント空間。
主演の多田さんは沙矢香先生の旦那様で、
『劇団夜想会』http://yasokai.world.coocan.jp/
は彼が所属する劇団。
二人は2年前に突然結婚して、突然子供が生まれて、沙矢香先生は子育てで暫くブランクがあった。
今日は、沙矢香先生の芝居復帰の初演、初日という事で出かけたというわけです。
芝居は判りやすいショートコメディーで、芝居にテンポがあって、
内容もなかなか面白かったです。
ただねぇ・・・・
こう云う劇団の公演を観に行っていつも思う、残念な客が今日も居ました。
その客とは、公演を観に来る出演者の演劇仲間や、いわゆる身内。
その身内が芝居というより公演を盛り上げようとして行う『しらけるリアクション』。
その『楽屋落ちみたいな、笑い』をよく見かけるけど、僕は、あれが気になる。
芝居の笑いっていうのは、観客が『どっ!』と一斉に笑うのが良いのであって、
たった一人だけ、笑う観客が居ると『身内だな…』ってすぐに判る。
僕はそれが大嫌い。
身内だろうが、つまらないものは笑わない。
それがアートや演者に対する礼儀なんじゃないかなぁ?
たぶん、そういう行為をする役者は、自分が演じても大したことないと思う。
沙矢香先生はなかなか良い芝居をしていたから、余計に残念でした。