2011年3月11日に発生した東北大震災。
壊滅的な被害を受けた岩手県の状況を見て、何かできないかと
古い友人であり、市川市にあるライブハウスの経営者、鈴木輝雄氏が発起人になって
翌年の2012年、岩手県大船渡市に、アマチュアミュージシャンが集まってライブをやり、
地元の人たちを励まし、出来る限り金を使ってくるというイベントを始めた。
そんなイベントが早いもので、今年で5回目になる。
去年は直前になって、相方のお母さんの容態が悪くなり、
僕もサッカーの大事な試合が重なって行けなかったのだけれど、
そのお母さんが今年に入ってお亡くなりになり、相方もやっと落ち着いた。
今年は11月上旬なので、僕もサッカーが重ならないため、
『どれくらい復興が進んでいるのか見てみたいね』
と言うことになって、再び東北の地でのイベントに参加することにした。
そういう何かのきっかけや目標が無いと、相方とのバンド活動も
なかなか再始動という事にならないので、僕たちにすればいいチャンスだった。
やる気が無ければ、東北にも行くことは無いだろうな・・・・
なんて思っていたのだけれど、相方の返事は『行こう!』だった。
今は演奏よりも、どうやって行こうかと悩んでいる。
イベントのバスは、ちょっと狭くて眠れないから、とにかく疲れる。
帰りも明け方に東京着だから、その日は1日死んでいた。
車で行く案も出たけれど、二人で交代するとはいえ疲れは大して変わらない。
おまけに、高速代とガソリン代で片道1万6000円の出費。
イベントバスの値段とさほど変わらない。
電車で行くにはもっと金がかかる上に、新幹線を降りた後が長く
結局、12時に現地に着くためには6時半の新幹線に乗らないと駄目で、
そうなると相方は5時過ぎに家を出ないと間に合わない。
高速バスは8時間、バスから降りられない。
そんな訳で、結局のところ疲れはさほど変わらないなら、
一番面倒じゃないイベントバスで行く事で落ち着きそう。
写真は2013年の時の物。
1年後がこの写真。
あれから2年間でどれくらい復興が進んでいるのかなぁ?
小池知事が東京オリンピックなんて、無駄な金を使うのを止めて、
それに使うはずだった都税を1兆円ずつ、東北と熊本に支援したら
都民はそれなりに納得するんじゃないだろうか?
とにかく、今年もこの目で復興の状況を見てくるつもりです。