来年の劇団公演は、今年より1か月近く早い4月1日。
そんなわけで、台本も早速出来上がり、いよいよ稽古が始まりました。
今日は、来年の公演に向けて最初の『本読み』。
原作を翻訳した座長が台本を読みながら、芝居の説明をする。
途中で質問が出たりで、60ページ弱の台本を読み終えるのに
実際の芝居の倍にあたる4時間近くかかります。
今回の役は、なんだかちょっと判らない役。
他の配役には、会社員だとか社長だとか、音楽プロデューサーなどの
役柄が書かれているのだけれど、僕の部分だけ???。
去年も『謎の男』と言う役どころでしたが、今回はもっとひどい(笑)
女性が演じる主役の相手役という、良い役どころみたい。
正直な話、何回か台本を読んでみたけれど、よく判らない。
主役との関係も、絡む場面もなにかはっきりとしない。
たぶん僕の台本の読み方が悪いのだろうとは思うのだけれど、
こんなに判らない役どころは、初めてです。
それに、僕の好きじゃないタイプの男。
芝居ですから、『別の人格』を作らなければならないので、
今回は相当手こずりそうです。
相手役によって、芝居の出来も変わる。
今回の相手役は、そういう意味ではやりにくい『パターン俳優』。
台本を読むと、『こんな芝居をするんだろうなぁ・・・・』って想像できちゃう。
そういう点では、今年の4月にやった公演は、主役交代で芝居が良い方向に変わった。
その前は、相手のリアクションまで目に浮かぶので、立ち稽古に入るまで
どうやったら、自分の役作りが出来るのか?ちょっと悩んでいた。
主役交代で、良い方向に役作りが進み、そういう意味で主役に感謝したくらい。
何のことは無い、忙しくて・・・とか色々と言い訳を作って、
次の稽古まで練習してこない人は嫌なんですよ。
上手い下手じゃない、所詮は素人劇団です。
そういう一生懸命さが伝わってこない人と組むと、最悪です。
今回はどうかなぁ?・・・・