今日は台本の読み合わせ。
前回は座長が芝居の説明をしながら、台本を読んだのだけれど
今日から役者が台詞を読んで、芝居の内容を確認する作業。
芝居のイメージがわいてくる作業です。
座長から『最初はあんまり気張らず、セリフを棒読みしてもいい』
(棒読みのまま、本番を迎える人も多々いますのでジョークかと思います)
と言われて、始まった本読み。
テーブルに座って、台本を見ながら台詞を繋げる。
初めての上に、体の動きが無いから気持ちが乗った台詞が言えない。
特に口論するような場面では、難しい。
相手も同じだろうから、噛み合わないのは仕方がない。
立ち稽古に入ると、途端に変わるので『本読み』の段階では
台詞のやり取りや、台詞そのものを頭に叩き込むしかないですね。
面白い事がありました。
ベテランの男性W氏。
この人は本当に練習をして来ない。
振付けなども復習して来ない。だから覚えない。
僕は、こういう『練習』をして来ない人が凄く嫌です。
本読みをしていて、差し替えたページを入れ替えずにいて
差し替え前の台本のセリフで、本読みをやっていた。
座長が
『あなたはこの一週間台本を読んでいないのがバレちゃいましたね。』
と、チクリとやる・・・・一同、大笑い。
その後も、ベテラン女性のTさんも同じことを言われ、再び一同大笑い。
僕は笑えなかったですけれどね。
来週は東北へ行く予定が入っているので、稽古はお休み。
年内の稽古は、何日か遅れて行くことになりそう。
その分、台本をしっかり読んでおかなくちゃいけません。