『やんちゃジジイ・ゆうちゃん』のイカすセカンドライフ

我儘で『やんちゃ』な爺さんの目標は、
周りに笑顔を振りまいて、楽しくセカンドライフを生きる事。

楽しい人生を送る秘訣:Vol.3『出来ない自分を楽しむこと』

2020年08月02日 | 定年退職後の人生
昨日の続きになるかもしれませんが、僕の持論である
『持っている手駒(スキル)だけで勝負する』人が、凄く多いように思いますね。
かつて僕が所属していた会社の設計部署でも、大半の人がそういう人でした。

まぁ、設計部署で新規開発と言っても、既存の機種のマイナーチェンジみたいな
見た目を変えて、市場に供給する仕事が大半ですから仕方がないのかも知れません。
これは自動車や家電のメーカーでも同じなんじゃないでしょうか?
それでもマイナーチェンジに新規技術を盛り込んで来るのが一流企業。
そういう意味では、やっぱり冒険をしない、チャレンジしない人は
どんな会社に行っても、同じなのだとは思います。

何かをやろうとする時に、自分の能力不足を受け入れられる人は、
その部分を補う努力をするでしょう。
『持っている手駒(スキル)だけで勝負する』はそういう努力をしない人。
自分は出来る・・・なんて大きな勘違いをしている場合が殆どです。

もう一つの僕の持論
『最初はだれでも素人』
どんな事でも、最初から上手くできる人はほぼ居ません。
稀に初めてでも上手く行く人が居ますが、それは単なる『ビギナーズラック』。
それで周りに『センスある』とか言われて、その気になってしまう人もいる。
それで『自分は出来る』と勘違いして、努力を怠る。

仕事に限らず、こういう人は何処にでもいます。
特に遊びではそうかな・・・
上手くなるために練習を重ねたりしない人に限って、思い通りに行かない場合は、
『今日は調子が悪い』とか『運が悪かった』とか他のせいにする、言い訳をするのですよ。

最近、バンドで音楽をやらなくなった理由の一つが『練習をしない』事。
練習もろくにしないで済むようなレベルでしか、演奏が出来ません。
元々、僕は一人で出来るほど上手くないですから尚更です。
何処かのお店で演奏して、お客さんから『良かったよ』って言われて喜ぶのは、
カラオケを歌っている人に拍手してあげるのと同じレベルに感じます。
決して『へたくそ!ひっこめ!』とは言わないでしょうからねぇ・・・・(笑)

そういう場所を好む人は、サッカーで例えれば『勝てるレベルでしか試合をしない』のと同じです。
勝てば楽しいという人はそれでいいのでしょうけれどね・・・・
少なくとも僕は、勝てる試合なんてやっても楽しくないです。
今日はボコボコにやられそう・・・そういう状況で、自分のレベルより少し上の
『頑張れば勝てるかも知れない』という試合の方が楽しいです。

僕は『出来ない自分を楽しむこと』をお勧めしますね。
『最初はだれでも素人』なのだから、出来なくても恥ずかしい事は無い。
『ビギナーズラック』で出来るつもりでいる方が、余程恥ずかしいです。
少しずつ努力して、少しずつ出来るようになることは凄く楽しいです。

これを経験すると、子育てや部下の教育にも役に立ちますよ。
コメント
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