『やんちゃジジイ・ゆうちゃん』のイカすセカンドライフ

我儘で『やんちゃ』な爺さんの目標は、
周りに笑顔を振りまいて、楽しくセカンドライフを生きる事。

稽古4回目:見ている人が『あるある』と感じる芝居

2021年07月04日 | 劇団ステージドア
今日は新宿区の戸山生涯学習館で稽古。
場面別の分散稽古ですが、いよいよ今日から立稽古に入りました。

コロナ禍のため、稽古を始める前に上履きに履き替えて、
まず会議室の椅子やテーブルをアルコールで消毒。

密を避けるため出来るだけ少人数で分散稽古にしたり、
30分に一回は空気の入れ替えをするための休憩を取ったり、
飲み物は全員キャップ付きの物にする事など、
色々と感染防止対策を考えながらの稽古です。

参加者は座長と石崎先生の他に、稽古のリーダーをやって居る
山中君をはじめとした若手5人と僕と室さん、森幸の8人だけ。
今回の芝居の舞台となる社長室のシーンを集中的にやりました。

まだ、台本を完全には手放せませんが、出来るだけ手にしないでチャレンジ。
台本の読み合わせの時と違って、動きが加わると相手の距離感が出てきて、
結果的にセリフの言い回しも変わります。

今度の芝居は、事務所の中で動き回ることが少ないので、
喧嘩のシーンなどは、ただ怒鳴っているだけでは一本調子になってしい、
一つ一つのセリフに、抑揚をつける事が今まで以上に大事になります。

昨日書いた『目線の高さの違い』も、距離や立ち位置という要素が加わると、
表情も変わるので面白いですね。

考えてみれば、劇団をやって居なくても、
会社では上司が若者に対して、上司らしく振舞うだろうし、
家庭では良い母親や父親という役をこなしている。
時には『芝居がかった事』をしていることもあるでしょう。
皆さんも普段の生活で芝居みたいな事をしているのですよ。

そういう意味では、芝居なんて誰でも出来る。
違うのは声が聞こえるように、遠くへ飛ばすことくらいですね。
とは言え、いざ芝居となると自然な演技がなかなかできません。
肩ひじ張らず、見ている人が『あるある』と感じる芝居が出来たらと思います。
コメント
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