先週半ばに舞台のデザインをお願いしている松生紘子さんから
今年の公演の舞台デザインが送られてきました。
うちの劇団の特徴は、松生さんのような超一流のプロがデザインした
本格的な舞台装置で、照明・音響も同様に超一流の先生たちが担当して
支えて頂いている環境で、役者だけが素人という処でしょうか?
破格とはいえ当然、こういった遊びにはお金が物凄くかかるのも事実です。
でもこれは会費を出し合って、チケットを売って運営資金を捻出する
『お金をかけた高尚な大人の遊び』です。
そういった事を理解していない人は、この遊びに参加するのは無理ですね。
僕が『お金のことでゴチャゴチャする人』を嫌う理由です。
今回の話は、街の集会所が舞台。
舞台のレイアウトがほぼ決まったので、いよいよ今日から立ち稽古が始まりました。
まだ台本を片手にの状態の人も居ますが、それは仕方がない。
僕はその集会所を管理する、頑固な爺さんの役です。
僕自身は、ほぼセリフを覚えたつもりで居ましたが、
台本通りに言えてなかったり、いざ立ち稽古になると動きが加わって、
セリフの間や人との距離感などがさらに加わったりして、
思っていたほどセリフも出てこなかったり・・・・
何事も簡単には行かないものだし、簡単に出来たらつまらないものです。
それでも、まだ立ち稽古も始まったばかり。
これから少しずつブラッシュアップして行くつもりです。
やっぱり立ち稽古は楽しいですね。