真田広之が『SHOGUN』でエミー賞獲得。
凄いですねぇ・・・・
最近は、若い人が世界で当たり前のように活躍するのを目の当たりにしている中、
真田氏のような情熱的な中年が居る事にも、拍手を送りたい。
情熱的と言うと、エネルギッシュなイメージがあるけれど、
決して体中からエネルギーを放出して、周りを圧倒するようなイメージではないですね。
世の中には、内に秘めた情熱や拘りを持って仕事をしている人が沢山いる。
『職人』と言われる人は、この類の人でしょうね。
逆に言えば、情熱や拘りを持たない人は『職人』になれないですね。
そういう意味では、僕も『職人』だったような気がします。
ただ、拘りも大事ですが、それが意固地になっては駄目ですね。
自分の足りない部分や、出来ない部分を受け入れられない人は、
結局は意固地なのであって、『少ない手駒』だけでしか勝負に臨めない。
失敗し、挫折しながらも、諦めないで次に進む勇気が必要だと思いますね。
最終的に『どれだけ強い思いを持っているか?』だと思います。
真田氏が20年前にハリウッドで製作された『SHOGUN』に出演した際に
日本と言う国が間違って紹介されていた事に違和感を感じて、
色々と意見を言ったら、仕事が来なくなったという時期があったと聞く。
それでも自分が納得する作品を作りたい・・・・という情熱が、
細かいところまで拘って、妥協せずに作り上げた結果がこれなんでしょうね。
ほんの少しだけですが僕も『職人』だったような時期があって、
そういう事が定年退職した後に『やり切った感』を得られた気もします。
『SHOGUN』見てみたいですね。