『やんちゃジジイ・ゆうちゃん』のイカすセカンドライフ

我儘で『やんちゃ』な爺さんの目標は、
周りに笑顔を振りまいて、楽しくセカンドライフを生きる事。

さて、サッカーやるぞ!

2017年04月15日 | Weblog

明日から昭島のリーグ戦開幕。
芝居の公演が終わったので、思い切りサッカーにのめりこめる。
今日は夜に、郁也が主宰するチームに混じって、体慣らし。

そんなこともあって、今日は午後から吉祥寺まで自転車で行って
スパイクを2足購入してきました。
今まで履いていたスパイクは、もう3年間履いている。
最初は芝のグラウンド専用だったので、痛むのが遅かったけれど
もう一足のスパイクが、ちょっと足にフィットしなくて、
履くと必ず踵を痛めるので、2年目から殆どの試合で使用してきた。

泥のグラウンドで試合をすると、僕はボールを蹴る癖があるので、
スパイクの前のポイントが物凄く減る。
3年履いたスパイクは、ポイントの山が半分以下になった。

それで、今シーズン開幕前に新しいスパイクを2足。
芝用と土のグラウンド用に購入した。

僕は足のヘレンケラーと言われるほど、足がだん広、甲高。
それで、購入するスパイクも国産のワイドじゃないと入らない。
スパイクは足が中で動くと、靴擦れが出来てしまうし、
先が余っているとボールを蹴る時に、地面を蹴ってしまったり。
たった1㎝の違いが、足を使うスポーツであるサッカーでは大きく影響する。


今日購入したスパイクは両方とも『ワイド』タイプのもの。
写真左側の黒いラインの物はミズノの、モナルシーダFS。
2016年のモデルなので40%オフ。人工皮革で雨の日や土のグラウンド用です。
これは履いてみないと良し悪しが解らない。
半額なので、ダメ元で買ったようなものです。

一方、右側の赤いラインの物は、ここ数年使い続けているアシックスのDS LIGHT。
こちらは今年のモデルなので、会員割引のみ。
基本的に人工芝用で、牛革のスパイク。
軽くて、フィット感がいいスパイクです。履き続けているうちに足に馴染む。
とにかく軽いので、走った時に裸足で走っているような感じ。
さらに、牛革なのでボールを蹴った時の感触が人工皮革のものとは違う。
革製のスパイクは高いけれど、高い理由があると言うところですね。

今夜はナイターで練習試合だったので、泥用のスパイクの足慣らし。
やっぱり履きなれたスパイクに比べると、ボールが蹴りにくい。

試合中に、主力メンバーの郁也が太ももを痛めて交代。
試合前に『怪我をしないように気をつけて』
と僕に言っていた本人が、怪我をしてしまった。

明日はリーグ戦の開幕戦。
しかも8年間勝ったことが無い若いチームなのに…
どうやら、足を引きずっている様子を見ると、
ゲームメーカーの郁也は欠場がほぼ決定ですね。
明日はギリギリ11人での試合になりそうです。

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熊本の早期復興を祈念します。

2017年04月14日 | Weblog

今日は熊本の震災から一年。
ついこの間のように感じたけれど早いですね。
テレビ番組も熊本の震災関連の内容ばかり。
悪いとは思わないが、何だか流行り物を観ているように感じるのは
僕だけなのでしょうかね?

6年前の東北大震災の被災者や、福島の放射能汚染被害者の話題が
いつの間にやら忘れられて行き、気が付けば原発再稼働に向かって
各地の自治体が容認の態度を取り出している。

これ、自民党の圧力なんじゃないのかね?
僕は原子力エネルギーはクリーンなエネルギーだと思っている。
少なくとも地球温暖化には、大きく寄与すると思う。

でも、史上最悪の原発事故が起きて、いまだに被災者が元へ戻れない。
原発の事故は、一旦起きると人間の手に負えない代物だって事も忘れちゃってる気がする。
再稼働の議論にも、どこかおかしいと感じませんか?

まず、事故が起きた場合の話で、その対応が示されているけれど、
そもそも絶対に事故が起きないなんてことは、有り得ない。
事故が起きた際の対応も、福島で起きた事故を考慮してのもの。
想定外の事故が起きた場合はどうするんだろう?

福島の事故を振り返ってみれば、想定外の巨大地震によって
想定外の大津波が押し寄せて、バックアップ電源を失うなど、
想定外の事が沢山重なって起きた事故だという事を忘れて居ないだろうか?

僕は100%安全でない限り、原子力は使うべきではないと思っている。
つまり原発はクリーンなエネルギーだと言うだけのものっていう事。
省エネの電気製品を開発し、さらに節電をして、水力や風力と云った
自然のエネルギーを利用して発電することを考えた方が良いと思う。
効率ばかり追い求めてきたツケが回ってきた気もします。

最近は水流の30%をエネルギー変換できる、
特殊な形状の羽が付いた小型発電機が発表されて、
それを使うと小さな河川でも発電が可能になったり、
ゴミ焼却場で発電したり、多少効率が悪くても、
エネルギーを生み出す方法は、まだまだ沢山ある気がします。

さて、熊本の復興。
オリンピックなんか返上して、復興最優先にならないのでしょうかね?
日本中に自然災害とかで、被災した場所が沢山あるのに・・・・

こういう時に『国民が一致団結して・・・・』なんて言ったら、
また戦前の事を思い出す人が居るんだろうなぁ・・・・

何よりも子供と、お年寄りが気の毒で仕方がない。
熊本の早期復興を祈念します。

 

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約束だから・・・・

2017年04月13日 | Weblog

今年は舞台公演とバッティングして出場できなかった昭島市の壮年大会。
この大会に優勝することで、11月の八王子代表との定期戦に出場権が得られる。
正月から小平市長杯では準決勝で敗れ、3位決定戦で勝利したものの
その翌週の試合は、同じ相手に6-0で敗れた。

そんなこともあって、壮年大会の優勝を命題としてチームに伝えていて、
優勝したら褒美に何か買ってやる約束をしていた。
予定通り、奴らは決勝で7-1と圧勝し、壮年大会4連覇を達成した。

それで新しいユニフォームを購入しようかな?
と思ったけれど、奴等はこの間の試合が真冬の寒さで
ユニフォームよりベンチコートが欲しいと贅沢な事を言ってきた。

とは言え、僕はベンチコートなんて着ない方なのと、
そんなものをくれてやるほど、高いレベルの試合じゃなかった。
かと言って、約束した以上は反故に出来ない。
基本的に僕がチームメイトに与えるものは、『自分が欲しいもの』であって
決して『チームメイトの希望するもの』ではありません。

それで今回はKELMEの裏地つきのウィンドブレーカーに
個人名を書いて渡すことにしました。

もちろん、1試合でも大会に出場したメンバーだけで、全員じゃない。
ただ、希望者には少し補助して同じものを買うようにしますけれど・・・・

かつて、会社の先輩から
『サッカーメンバーにユニホームを買い与えてあげられる経済的な余力・・・・』
なんてことを言われたことがある。
確かにそう見えるのかも知れませんね。

何度も書いていますが、僕は遊びには金をかける。
それ以外には一切、無駄なお金を使いませんからね。
サッカーで僕と遊んでくれる仲間に投資しているだけ。
それだって、月に一回ゴルフに行く人の出費と大して変わらないでしょう。

現役チームから引退した連中が、生涯スポーツとして
これから先も、サッカーを続けられる環境を整えたい。
サッカーチームを立ち上げた以上、自分たちで運営方法を決めて
ずっと続けて行く道筋を僕が作りたい・・・・
これが僕の志かも知れません。
その役目もそろそろ終わりかなって思うようになりました。

そんな僕の気持ちを察するように、今年は審判資格を皆が取ってくれたり、
代表者会議なども、僕が都合悪い時は代わりに出席してくれている。
サッカーをやるだけじゃない、そういったちょっとした負担を皆で分け合うようになった。
そういう皆の気持ちに応えたいと言うのが、本当の所です。

実際今は、定年前のような経済的な余力なんてありません。
レベルの高くない大会なので、今回のご褒美で最後にします。
来年からは、またチームのユニフォームを買うだけにするつもり。
これは可能な限り続けるつもり・・・・
大したオーナーではありませんが、体が動く限り仲間とサッカーを続けたいですからね。

これを渡すときの皆の笑顔が楽しみです。

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嬉しい半面、ガッカリ半分。

2017年04月12日 | Weblog

芝居の講演が終わって、一区切りついたところで、
今週から、いよいよサッカー中心の生活にしようと思っていました。
ところが月曜日は、朝から雨降り。
その雨も夕方には上がって、今日はちょっと風があったけれど
晴天でサッカー日和。

朝一番のリハビリが終わって、フルーツ入りのヨーグルトに
シリアルで腹ごしらえして、10時半に秘密基地を出発。
昼のサッカーをやるために退職した前の会社に向かった。

到着してさっそく入溝手続き。
今日の守衛さんは初めて見る人で、僕の事を知らないみたい。
それでも、僕の場合は面会者が居るので問題なし(?)

着替える前に、元部下と言うより弟子にバッタリ遭遇。
僕の2番目の弟子、いわゆる『秘密部隊』の小隊長M君です。
懐かしい、超高圧電子顕微鏡の建屋から出て来た処だったので
今は何をやってるんだ?って訊いてみた。

そうしたら僕が退職前に若手(弟子になりきらなかった)に
やらせようとしていた高圧電源の実験をしていると言う。
何でも3年かかっても、本社の設計では作れていないらしい。

それで高電圧グループのエースである小隊長に声がかかったらしい。
僕が知る限り、僕のノウハウを教えてあるのはこの小隊長と
もう一人の一番弟子なのだけれど、実際に物を作るとなると
この二人以外には出来ないだろうと思っていた。

それで、子会社の若手にも定年退職前にノウハウを伝授するつもりで
色々とやらせていたのだけれど、組織がそれを受け入れず、
なおかつ本人に意欲が無いので、そのまま消滅してしまった。

小隊長の話を聞くと、何だか想像通り。
担当部署は実験のデーターを残していない。
だから実験が上手く行かなかった反省材料も、残っていないのです。
小隊長はまず、それを聞いてレベルの低さを感じたそうです。
弟子はそういう事が当たり前になっているのが嬉しかったですね。

実験は上手くいっていて、手応えがある様子。
まぁこの男なら何とかなるだろうと思って、ちょっと安心した。
でも、3か月で終わると思ったら半年かかった・・・・
と言うので、『この電源は、評価して市場に出すには3年かかるよ』
って、焦らずにじっくりやるようにアドバイスした。
そうしているうちにサッカーをやる時間になったので、
僕はその場で弟子と別れた。

久しぶりのサッカーは、思うようにボールが蹴れなかったけれど
やっぱり楽しいし、体を動かすって本当に気持ちいいって感じた。
サッカーを終えて、仕事に向かった。

帰宅して、弟子の実験の事が気になった。
それで寝る前にメールで、気になっていることを書いて
夜中にメールした。

弟子が僕のやろうとしていた事をやり始めたことが嬉しかった。
でも、正直な気持ちを言えば僕がやろうとしてからすでに4年が経過。
僕が若手にやらせて計画通り進んだなら、
今頃は商品として世の中に出ていただろうな…って、
ちょっと悔しく、ガッカリとした気持ちになったのでした。

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爺さんの遠吠え・・・・いい加減にしなさい!

2017年04月11日 | Weblog

今日は朝のうちに肩のリハビリ。
久しぶりの雨降りで、仕事も車で行くことにした。
リハビリから帰宅したのが8時40分だったので、
そのまま仕事へ出かける支度をすれば、9時過ぎには出られる。
その時間に出れば、10時半には到着するんだけど、僕の場合は
1時間半経ったら昼休みで中断するから、昼から行ってもやれる仕事は同じ・・・・・
と言う発想になり、無理して午前中に出かける気はない。

それでも今日は珍しく、10時に出かけて事務所に着いたのが11時半。
今日は僕の元同僚で、今の事務所の所長であるK氏が昼過ぎまでいるので
昼飯でも一緒に食べながら、話をしようと思って出かけたのでした。

話と言っても、大した話じゃないのです。
先月は午後から出勤する毎日だったのに、終ってみれば1か月で145時間も働いていた。
劇団公演が近かったので、数日休んだにも関わらずです。
考えてみれば、午後から行って8時過ぎまで仕事をしていた日が多かった。
特に車で行くと、いつでも帰れるから自然と遅くなっていた。

そんな話を所長にしながら、
『これならサッカーやってから仕事に行っても同じだわ・・・』
と言って、彼にそれを認知させるための作戦。(ワルですなぁ・・・)
でも、駄目だとは決して言わないだろうし、そう言われたら辞めるだけ。
正直言って、僕が居なくても仕事が進むようにしてきたので、
今は最後の確認をしてあげているだけで、それも殆ど問題ない。
僕は用が無いなら時間給を稼ぎに行く必要が無いので、
会社にとっても無駄な経費を使わないですむはず・・・・
いい加減にしなさい!・・・・・と言われそうです(笑)

車で行くと運転が下手糞なドライバーばかりでイライラする。
最近のドライバーは教習所で何を教わってきたのか?
左折時は、左に寄って減速するのが基本なのに、本線の真ん中から左折する。
その上、のろのろとするものだから後続車両はブレーキを踏まざるを得なくなる。
停車するとき、駐車場に入る時も全く同じ。

まぁ、最近はタクシーのドライバーもそうだからねぇ・・・・
左に寄らず客を拾う、道を知らないでもカーナビ使って運転する。
タクシードライバーは完全に素人化してますね。

そういう人たちは『安全運転』しているつもりなんでしょうけれど、
その安全は、自分が事故を起こさないようにする『自分が安全』な運転で
『他人の安全』なんて意識があるなんて、到底思えないですね。

運転が下手な素人、都会の道を知らない田舎者は都内で運転するな!
と言いたい・・・・・
でも、八王子や府中の国道は都会の道路とは言えませんけどね(笑)

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圧倒的な差を、言わずと感じさせる・・・それがプロフェッショナル

2017年04月10日 | Weblog

先週終わった芝居の公演。
毎年、初日の土曜日夜の公演が終わった後に、
来てくれた友人が会食の席を設けてくれて、
一緒に食事をするのが高齢になりつつある。

前の会場だった青山円形劇場の時と違って、
今の会場の東京芸術劇場は池袋駅前徒歩2分の場所に有るから
近くに飲食店も沢山あって、そういう事がやり易くなったみたい。
芝居の感想を聞いたり出来るのも、楽しみの一つ。

僕は2組から誘われて、その一つはバンド仲間。
そんな訳で、まず最初に2年前に行ったスイス旅行で知り合った友人と
近くの『うおきん』というイタリヤ風居酒屋で一杯やりました。
このお店、人気店らしく予約を取るのも大変だったそうです。
スイス旅行で知り合って、その後は山歩きに行くようになった仲間。
そういった友人が、芝居を楽しんでくれたようで嬉しかった。
この時の話はまた後日にしましょう。

1時間ちょっと、このグループと話をした後にバンド仲間のいる店へ移動。
今回はバンド仲間と、もう一人シンガーの女性も加わって来てくれた。
まぁ、この連中は結構辛口なんだけれど芝居の内容について
これといった感想は聴けなかったかなぁ・・・・

今もバンドを復活してドラムをやっている嶋ちゃんが、
『凄い練習したでしょう?』って言ってくれた。
この言葉、去年彼がバンド復活の際に行って演奏を聞いた時に
嶋ちゃんに向かって僕が言った言葉そのもの。
『練習は裏切らないよね?』って僕が返事する。

バンド仲間は、バンド復活を目論んでいる気がする。
でも、僕はそれを察して『最低、週一で練習しないならやらない』
って、先手を打った。

あれやこれやで音楽談義。
僕があの高いキーで、本当に良く声が出たねって…褒めてくれる嶋ちゃん。
最初は声が出なくて、久しぶりにあのキーで唄ったよ・・・・
やっぱり基本は譜面通り唄えることだね・・・・
唄の先生が凄くて、軽く唄われちゃうから圧倒されちゃうんだよ・・・・

僕が調子に乗って、そんな話をしていたら、
横に居た女性シンガーが『そんなの普通だよ』と言った。
譜面通りに唄うだけが表現じゃないとも、
さらに自分は普通に3オクターブの声が出るとも・・・・。
多分、僕の唄の先生が凄いっていうのを聞いて
対抗心を燃やしたのかも知れません。

僕はカチーンと来ましたね。
『僕はデザイナーの端くれだから、譜面は設計図だと思ってます。』
さらに
『設計図通りに作れない人が、自分の技なんて入れられないでしょう?』
そう言って、彼女の上から目線に反発した。

それにね『3オクターブ出る』と言う唄声。
先だって行った彼女のコンサートでは、そんな風には感じなかった。
唄は上手いけれど、パンチのある歌じゃなかった。
僕は自分の目で見たもの、自分で体験したものしか信じませんからね。

どんな世界でもプロフェッショナルは、アマチュアを馬鹿にしてはダメなのです。
プロがアマチュアを馬鹿にした時点で、そのプロのレベルは、
アマチュアレベルにしかない事を暴露しちゃう。

僕が素人に電気工学を教える時に、気をつけている事です。
圧倒的な差を、言わずと感じさせる・・・・・
それがプロフェッショナルだと思っていますからね。

そんな訳で何だか、彼女に対して抱いていたリスペクトが
そんな事でどこかに行っちゃった、寂しい夜になってしまったのであります。

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久しぶりに家族と週末

2017年04月09日 | Weblog

今日は朝から雨模様。
8時に多摩川の河川敷に集合して、恒例の『多摩川清掃』。
河川敷のグラウンドを市から独占的に使用許可を貰っている
サッカー協会と、野球協会の合同イベント。
こういう活動をしないと一般市民の理解が得られないようです。

とは言え、子供も参加しての清掃。
子供は我さきにゴミを探しに走って行く。
我々、ずるい大人は子供の後を歩いて行き、
殆どゴミなんて落ちていない場所を歩いて一周してくる。
それでも、ゴミ袋1/3くらいのゴミが出てくる。
ゴミを持って、市の回収車にゴミを渡して終了。

今日はその後に、サッカー協会主催の『審判勉強会』。
この二つのイベントに参加しないチームは、市民リーグに参加できない。
面倒くさいけれど、当たり前と言えば、当たり前の事です。

審判勉強会が始まった頃に、雨が少し強くなってきた。
それでも水たまりが出来るような雨の量じゃなかったので
むしろサッカーをやるには丁度いいグラウンドコンディションだった。

模擬試合を、指名されたチームの審判がレフリーをやる。
我々のチームは、数年前にやったきり今年も免除。
それでも、講習会を見ているとルール変更点が解ったり
自分たちのレフェリングの問題点が解ったり・・・・
無駄になる時間じゃなかったけれど、寒かったですね。

二つのイベントが終わって、三鷹の自宅へ戻ったのが12時半。
週末になると明け方までネットゲームをやっている長女は
ついさっき寝たばかりだと言う。
アニメーターの次女は、午後から仕事に行くと言うのだが
疲れて寝ていて、起きてくる気配がない。

訊いてみると、仕事を持って帰ってきたので行かないでも
家で出来るから、仕事へ行きたくないらしい。
『行きたくないなら、休んじゃったほうが良い』と
二人を夕方まで寝かせてやって、その間に嫁さんと買い物。

買い物を終えて帰宅したのが6時。
久しぶりに家族で外食へ出かけようと、最初はシャブシャブの店へ。
約10組待ちで、時間として1時間は待たされそう。
それで、しゃぶしゃぶを諦めて次に行ったのは『回転寿司』。
こちらは36組待ち。多分2時間近く待たされる。

それで、今日はステーキを食べようと、近くのステーキチェーン店
『ステーキのどん』へ行く事にした。
待つこと2組。待ち時間は10分程度だった。

僕はハンバーグとチキングリル、カットステーキのプレート。
嫁さんは150gのステーキ。久しぶりにステーキを食べる気になったらしい。
長女は250gのハンバーグに、オプションで60gのカットステーキを追加したもの。
次女は250gのサーロインステーキを注文。

家族揃って食事するのはやっぱりいいですね。
娘たちの仕事の話や愚痴を聞いてやったり出来増すからね。
僕が家族で何処かに旅行へ行きたいって話をしたら、
『面倒くさいから一人で行って・・・・』という返事。
しめしめ・・・・これでまた海外旅行へ行けるかも。

僕が別居するようになって、この4月で丁度4年が経過した。
以前より嫁さんとの会話は多くなったし、月に数回だけれど
こうやって外食に出かける事で、娘たちと話も出来る。

芝居の稽古で半年ほど週末のこんな時間が無かったから、
今日は何だか嬉しい一日だった。

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もう1週間

2017年04月08日 | Weblog

先週の今頃は、舞台の上に居た。
一週間が経つのは本当に早いですね。
いつもの年ならば、公演の翌日は会社を休んだりして
なかなか社会復帰できないで居たのですが、今年は別。
とりあえずですが、翌日から仕事に出かけて社会復帰した。

まぁ今は自分の好きな時間に出社して、好きな時間に退社する。
そんな我儘な希望を飲んで貰っているので、昼過ぎまで寝て
仕事に行くなんて言うのは、日常茶飯事のこと。
つまり、芝居の公演以前に僕は社会に順応していなかった(笑)

実際には、今月末に納入する予定の装置を担当していた人が
長期出張になって、最後の仕上げは僕一人でやらないとならなくなった。
そんな訳で、休んでも良かったのだけれど、気になって出かけたのです。

でも、今年は公演を終えてみて、いつもと感覚が違って、
明日からでも次の芝居の稽古がしたいって思いました。
例年は『終わったぁ…また来年!』っていう感じでした。

多分、定年退職して生活の環境が変わったからなのかも知れません。
でも、それ以上に『やりきった感』が意外と無かった。
評判は今までで、一番良かったにも関わらずです。
何故か『もうちょっと出来たなぁ』とか
『もっと役作りを早くしないと』とか、
振付けや唄の先生、座長からの要求が僕には高いハードルに感じた。

ハードルが高いと、チャレンジ精神に火が付いちゃう性格の僕は、
そんな一つ一つの要求に対して、どれだけ出来たのか?って、
反省点が具体的に見えているのが例年との違いですね。

苦労して辿り着いた公演が、思ったより上手く行ったのが、
逆に物足りなさや、やり残したと言った感覚にさせている気がします。
決して後悔したりはしていないのですが、今年の感覚は今までと違う。

還暦過ぎて、まだ何かにチャレンジしようと思う自分が、
ちょっと誇らしく思ったり・・・・・

そんな事を考えているうちに、1週間があっという間に過ぎちゃいました。

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神様がくれたご褒美?

2017年04月07日 | Weblog

今日は芝居の話を一休み。
今夜は偶然がいくつも重なって、尊敬するジャズギタリストの
小畑和彦師匠のライブへ行ってきました。

偶然は会社から始まった。
偶然その1
今日はいつも通り午後から仕事へ出かけたのだけれど、
皆、夕方に帰りたいと言うので、僕は2つ返事で5時半退社。
最近は夜7時半まで仕事と言うのが普通だった。

偶然その2
退社して、駅まで行ったらタッチの差で特急に乗り継げる電車を逃してしまい、10分後の電車に乗った。
この電車だと、乗り継ぎは急行になり調布でもう一回、特急に乗り換えるのが一番早い。
ところが調布で乗り換えようとしたら、凄く混んでいたので、
そのまま急行で座って帰ろうと、乗り換えを止めた。
これで新宿に到着する時間が10分遅くなった。

偶然その3
乗った急行は京王線ではなく京王新線の新宿駅に到着。
乗り換えは西口ではなく、南口から歩く羽目になった。
それで南口から西口まで、ショッピングモールの中を歩いて移動。
これで乗り換えに5分以上かかった。

偶然その4
駅の近くに京王観光のお店があって、スイス旅行のパンフレットを目にしたので、
『また、今年も行こうかな・・・・』なんて思いながら、立ち止まって幾つか見て時間を潰した。

偶然その5
その後、JRの改札口から入場。
各駅停車で帰ろうかと思ったけれど、通勤快速があったので、
それで帰ろうと、中央線の快速電車のホームへ向かった。
ところが上がった階段は一番前。
帰りがけに荻窪で買い物するので、少しでも後ろに載ろうと
駆け足で電車のドアが閉まる寸前に、近くの車両に飛び乗った。

偶然その6
ドアに張り付くように乗ったのだけれど、中野駅で降りる人が居るので
一旦電車を降りて、降車する人に道を開けた。

ここで『あれ?ゆうちゃん…』という声が・・・・
それが小幡師匠。
師匠はギターを抱えて、通勤快速に乗ってしまい、
そのままだと目的地の阿佐ヶ谷は通過してしまうので
各駅停車に乗り換えるつもりだったらしい。
師匠が各駅停車に乗っているか、次の快速に乗っていれば
遭遇することは無かった。これが7つ目、最後の偶然。

『今日は早く帰る』ってフェイスブックに書いたのを見て
師匠が僕にライブがあるって連絡しようと思っていたと言う話。
これも偶然なんでしょうね。
そんな訳で、僕は特に予定が無いのでそのまま師匠のライブへついて行くことにしたのでした。

ライブは阿佐ヶ谷のライブバー『KLAVIER』で
小畑師匠に加え、トロンボーンの向井繁春さん、若手ギタリストの鈴木洋一さんのトリオ。



良いライブでしたよ。
若手ギタリストの鈴木さんは、ウェスモンゴメリーを彷彿させるギターテクニックと、
フルアコはL-5だったかな?、そのフルアコらしい心地よい生音を聞かせてくれました。
向井さんのトロンボーンは圧巻。聞いてる方がまさに文字通り、息を飲むような演奏。
僕は酸欠で苦しくなるほど、息を止めて聴いちゃいました。
言うまでもなく小畑師匠は、相変わらず艶っぽいギターを聞かせてくれる。
フルアコとエレガットの組み合わせは、音的にも良かったですね。

今夜は、そんないくつもの偶然の積み重ねで心地よい週末になった。
きっと芝居で頑張ったご褒美に神様がくれた時間だったのでしょう。

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公演後記:その4 僕自身が伝えたかったメッセージ

2017年04月06日 | Weblog

今度の公演は芝居のテーマが『今を楽しく生きる』だったのですが
僕自身、これまでとはちょっと違う個人的な思いを持って本番に臨みました。

主役ジュリアと、僕が演じたジョージはともに病気を持っていて
ジュリアは白血病、ジョージは重度の糖尿病という設定。
どちらも、いつ人生の終わりが来てもおかしくない。
それでも、全く希望が無いわけでもない。

いつまで生きられるか判らないからこそ、前を向いて生きよう。
そして前を向いたら楽しく生きようって。
僕の役どころは、そういう気持ちをジュリアに伝え続ける役でした。

中学校の同級生と会っても、命に関わる病気に罹った人間が何人もいる。
女性では乳癌の手術を受けた人が居たり、病気を抱えて居る不安を
ずっと持ち続けて生きている人が沢山います。

僕はお陰さまで、健康的な問題は全くなく生活出来ていますが、
それだって『明日』の保証がある訳じゃない。
僕のような還暦を過ぎた人間は少しずつ感じているんじゃないでしょうか?

公演の1か月前に、僕の公演を数年に渡って観に来てくれていた知人が
突然『メラノーマ』の診断を受けた。
ご存知の方が多いかも知れませんが、メラノーマとは
悪性黒色腫とも呼ばれる皮膚がんの一種です。

その診断を受けて、その方は頭の中が真っ白になっただろうと思います。
僕が父親の癌宣告を医師から受けた時に、貧血を起こしたくらいですからね。
お袋の時は、そんな経験もあったので比較的落ち着いて聴けましたが、
自分の事だったら、どうなってしまうだろう?
冷静に居られる自信なんか全くないです。
それだけに、知人を何とか励ましたいなって・・・・

その知り合いが入院する前日、日曜日の最終公演を観に来てくれた。。
もしかして、来て貰えないかな?なんて思いましたが
友人を通じて『ぜひ来てください』とお伝えしておいた。
色々と悩んだようですが、芝居に来てくれる事になりました。

僕はその知人に、渾身を込めた芝居と唄で
『頑張って、諦めず元気に生きましょう』
というメッセージを伝えたかった。
中学校の同級生たちや、同じように何かを抱えて居る人達にも
前を向いて、今を楽しく生きて欲しいなって・・・・
そんな思いを込めて、全ての公演に全力を注ぎました。

芝居の後にロビーでお客様に挨拶する場へ、その知人が来てくれて
『頑張って生きるね』と話してくれました。
その他にも、色々な人から『ありがとう』って・・・・

僕のような下手糞の芝居でも、気持ちを込めてやれば伝わるって、
そう信じて公演に臨んだから、そういった言葉を貰って、
逆に僕が励まされて、胸にこみ上げるものがありました。

今を楽しんで、一生懸命生きましょう。
そんな脚本家のメッセージが、僕自身にも響いてきた公演でした。

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公演後記:その3 台詞を忘れるハプニング

2017年04月05日 | Weblog

今回の公演で、僕は2回ほど台詞が出て来なくなった。
稽古の終盤にも、そんな事が一回あった。

本番で最初に台詞が出て来なくなったのは、芝居のラストシーン。
僕が主役のジュリアにプロポーズして、指輪を渡すシーン。

『あれ?』って思った瞬間に、頭が真っ白になった。
1秒くらい沈黙の時間が出来て、主役の姉ちゃんがそれに気が付いて、
台詞のキーワード『情報』を声に出さず口にしてくれたお蔭で、
僕がそれに気が付いて、お客さんには気づかれずに
何とかなったんだけれど、本当に冷や汗ものでした。

稽古では姉ちゃんが忘れて、僕が教えるといった全く逆の事が多かったんだけれどね。
平日に二人で時間を作って練習したお蔭かもしれません。

その次に襲ったのは、2幕の最初に名前を訊かれて名乗るシーン。
稽古で一回、全く名前が解らなくなっちゃったことがあった。
それで若手が『フランク』って去年の役の名前を口にするようになった。
僕もふざけて、去年の名前で呼び返したり・・・・
そんなことをやっているから、本当にいろんな名前が頭の中に入っていた。

本番直前のゲネプロ(舞台稽古)でも、最初に名前を間違って
それからトラウマになっちゃって、楽屋で名前がゴチャゴチャになって
出番前に台本に目を通して、間違わずに済んだ。

ところが最終回の場面で、台本を確認しないで出たら
そのシーンでまったく名前が出て来なくなっちゃった。
暫く考えて
『名前???、あれ?名前忘れちゃった・・・・』
って台詞を言っちゃった。
その間に、後ろから小声で『ジョージだろ?』って、
アドリブみたいに長老が助け船を出してくれて
『あっ、そうそう、ジョージ・アダムスです』って言ったんだけど
2回見てくれた友人は、僕のアドリブなのかどうか解らなかったみたい。

この芝居、僕が最初に偽名を使って登場するので、
この空白の時間を何とか誤魔化せましたが、本当に焦りました。

僕ががっくりして楽屋に戻ったら、皆が笑って出迎えてくれた。
笑えないよなぁ・・・・完全にハメられた感じです。

その姿を見ていたマーサ役の女性が、
『これで萎んだら稽古と一緒だよ。忘れる忘れる・・・・』
稽古の時は、そういう姿が情けないって、散々言われたけれど
本番の時は、元気づけてくれました。

僕らの芝居って、ミスを誰かがカバーして成り立っている。
もちろん、ミスなんか無いに越したことは無いのですけれど、
そういったチームワークも、我々の劇団の良いところですね。

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公演後記:その2 お客様に送ったメッセージ

2017年04月04日 | Weblog

今回の公演は翻訳・脚本を担当した座長の、
メッセージが沢山込められていました。

僕が感じる限り、メインテーマは『今を生きる』だろうと思うのですが、
今をどう生きるか?という問いかけも芝居の中に盛り込まれていた。

例えば主役ジュリア。
愛した男性が死んだのは自分のせいだと思い込んで、
その後は仕事に生きる選択をした。
こんな時、世の中の多くの人は、幸せにならない選択をする方が多い。
今はカウンセリングの仕事を主にしている作曲家の大塚先生から
カウンセラーとしてのアドバイスを頂いた。
この芝居の中で、僕と主役で唄う曲はこういった事を頭に入れて
役作りや、曲に入る直前の芝居に生かすことが出来た。

そのジュリアが白血病に罹り、人生の岐路に立たされる。

いつまでも後ろを向くな、前を見て生きなくちゃだめだ。

これは僕が演じた、糖尿病で余命が解らない男ジョージの気持ちです。
会うたびに喧嘩になる間柄だけれど、どこか惹かれあって行く。
いつまで生きられるか解らない者同士と言う事が解り、
手を取り合って今を一生懸命生きようと、励ますジョージ。

家族やバーのマスターなど、周りの人間は、
このまま仕事だけの人生で終わらせるのか?
と、ジョージの存在に心を揺さぶられているジュリアの背中を押す。

芝居の終盤に年配の方たちだけで唄った曲に泣かされました。

未来なんて今の積み重ね、
楽しもうよ、今を大事に生きよう
今を楽しめば、それが未来になる
中略
振り返るその時に笑って居れたらいいね・・・・
だから今、この時を大切に・・・

今を一生懸命生きなくて、楽しい未来が来るわけがない。
だから『今を一生懸命、楽しんで生きなさい』
座長がこの芝居に込めたメッセージだった気がします。

こういう歌詞が胸に沁みる年齢になったなぁ…
稽古を通じて、そんな事を思った今回の芝居でした。

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公演後記:その1 練習は裏切らなかった

2017年04月03日 | Weblog

自分で言うのもおこがましいのですが、
僕はどんな事でも練習や勉強するのが大好きです。

練習して下手になることは無い。
勉強して馬鹿になることは無い。
少なくとも、子供の頃からそういう体験をしてきました。
とは言え、いつからそうなったのかは解らないですが、
子供の頃はそういう体験をしても気が付かなかった。

大人になって定年まで勤めた会社に入ってからかも知れません。
失敗も練習だと思えば次につながる。
失敗を恐れてチャレンジしないと、いつまで経ってもその先は無い。
失敗を恐れない性格は、小学校のころの体験で培われたもの。
まぁ、その話は過去にして居るかも知れませんね。

今回の公演が終わって『練習は裏切らなかった』と感じました。
一番そう感じたのは、12年目にして初めて巡ってきたデュエットの唄。
今まで、他の人が唄うの見て羨ましくて仕方がなかった。

ただ、その唄も台本を読んでみると、簡単な内容じゃないだろうな…
そんな予感がしながら、楽曲が出来上がるのを首を長くして待っていた。
1月下旬の木曜日にその楽曲がメールで送られてきて、
僕は2日後の稽古までに、譜面なしで唄えるように夜中まで聴きこんだ。

台本もそうですが、譜面も同じで台本を見ながらやる稽古なんて言うのは
台本の棒読みしかできないと思っている。
そんな訳で、あくまで譜面は解らなくなった際の確認用。
まぁ、コーラス等では譜面持って唄っている人が居ますけどね。

僕は譜面を持つことが出来ない芝居の唄は、
稽古から譜面を持たないようにしてきた。
譜面を持って唄うのは、台本片手に稽古するのと
何にも変わらないと思っていますからね。

そんな事から始まって、2か月間は毎日のように声を出す個人練習をしてきた。
最初はキーが高く感じて、きつくて裏声でしか出なかった音が、
そんな練習を毎日するうちに、だんだん出るようになった。
そしてエッジを効かせて前に声を飛ばすことの練習でロングトーン。
最終的にはシャウト出来たらいいなって、野心を抱きながら練習しました。
シャウトとはハードロックやデスメタルなどで、
激しく声を歪(ひず)ませ、感情を露呈する唄い方です。
※「歪む」→がらがら声のような、ゆがんだ音

ところがそれは、唄が譜面通りに唄えることが大前提。
まずは譜面通りに唄えるようになって、次は感情を移入する事。
結局、この感情を移入する作業に本番直前の稽古まで時間を費やした。
芝居の中で、気持ちのテンションが少しでも下がると、
唄そのものに力強さが無くなって、シャウトどころではない。
先生の指導で、本番も芝居のテンションを下げないようにする事に神経を集中した。

いざ本番。
格好つけずに、今までやってきた練習の成果を出し切ろうと思いました。
すると、自分でもびっくりするくらい自然に唄がシャウトしていた。
打ち上げの場でアレンジの先生から
『シャウトしてましたねぇ』って言われて嬉しかったですね。
観に来てくれた友人からは
『前に音が飛んでくるようだった』と批評を貰った。

この公演で改めて『練習は裏切らない』と言う事を実感したのでした。

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終りは次の始まり

2017年04月02日 | Weblog

2日間の公演が無事終了しました。
今回の芝居は、劇団としては初めてハッキリとした主役を置いた芝居でした。
そういう意味では主役をやった姉ちゃん(僕は普段こう呼んでいます)は
良く頑張ったと思います。

平日に時間を作って2人だけで練習したり、
台詞の言い回しがつまらない…と僕が注文付けてみたり、
二人で唄った曲も、唄の練習より感情をどうぶつけ合うか?
そんな事を練習して、何とかお客様に観てもらえるくらいまで
稽古を重ねてきました。
結果はお客様の反応を聞いてみないとわからないけれど、
やるべきことはやった・・・・それだけは自負できる芝居でした。

僕はこの芝居で一番変わったのが『音楽観』。
小手先のテクニックでは、お客さんには伝わらない・・・・
逆に荒削りでも、思いを乗せた唄は必ずお客さんの心を揺さぶる
何かを与えられるって、先生からずっと指導されてきて、
その指導を信じて、唄の練習をしてきました。

芝居が終わって、お客さんから
『気持ちが凄く迫ってきた』ってコメントを頂いて、嬉しかったですね。

考えてみれば、仕事だってお客さんの顔が浮かばない人間には
大した仕事は出来ないし、任せられない。
それなりに勉強したり、こだわりを持って作ったものは
やっぱり終わった時の達成感は違うんだって、体験してきた。

音楽も小手先のテクニックだけでやってきた気がして、
この後やるんだったら、やっぱり練習を沢山して、
自分が伝えたいメッセージを、聞いている人に届けたい・・・・
そう思うようになりました。

昨日、バンド仲間が来てくれてそんな話をしたのだけれど
肝心の相方は練習嫌いなので、多分僕がやりたい音楽は
出来ないのかなって、思ったのでした。

今回の公演の会場だった東京芸術劇場は、定員266名。
4回の公演で、初回は満員で日にちを間違ってきたお客様に、帰って貰ったくらい。
初日夜、今日の昼・夜の合計で延べ940人ほどのお客様にお越しいただきました。
本当にありがとうございました。

さて、明日からまた普段の生活に戻りますが、
来年の公演へ向けて、エネルギーを溜めておかないと・・・・
今日の終わりは、次の始まり。
前を向いて生きて行きたいと思います。

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『練習は裏切らない』という事を実感した公演初日

2017年04月01日 | Weblog

今年で3年連続となる東京芸術劇場シアターウェストでの公演。
と言っても2日間、昼夕2回、4回の公演です。

昨日は舞台稽古でミスが続出したけれど、むしろ昨日で良かった。
今回の芝居は、場面転換が頻繁にあるので、それに費やす時間が
心配されていたのだけれど、思いのほか時間がかからず、
それよりも人間の出入り、入れ替わりに時間を喰った感じ。

今回のお客様は、例年のような反応をしてくれなくて、
拍手が殆どなくて、観客と一体感が乏しかった気がします。
多分、芝居の内容が『病気』や『死』などが絡む、
いつもより重い脚本なので影響しているのだろうけれど、
一番の原因は、役者である我々にあるのかも知れません。

ただ、昼はそうでも、夕方の部のお客様は拍手をしてくれた。
やっぱり、お客様の方にも少し違いが有ったのかもしれないですね。
外国人は、演劇やライブなどで感動すると拍手したり指笛吹いたり、
自分の感情を躊躇わず表現するけれど、そう言った外国人と違って、
日本のお客様は感情をあまり外に出さない。
拍手も周りの雰囲気を見ながらするから、パラパラと出た拍手も
萎んでしまって鳴りやんでしまう事が多いですね。

特に唄が入るミュージカルは『上手い観客』が居ないと
盛り上がらないという面が、プロの芝居を見ても多々あります。

今回の芝居で、僕はたった1曲だけ唄いましたが、嬉しい事に
全ての回で、拍手の量の違いはあれ、お客様から拍手を貰いました。
特に夕方の回では、女性のお客様から『ブラボー』の声がかかった。
嬉しかったですねぇ・・・・

正直な話、芝居の中での唄はこの1曲だけで、それも芝居を始めてから初めてのソロ。
その上、唄の先生は僕が音楽をやっている事を知っているから
楽曲は簡単じゃない上に、唄に関する要求も高かった。

それで楽曲を貰ってから2ヶ月間、車の通勤を増やして
声を前に飛ばす練習をしたり、暇さえあれば大声を出して居た気がします。
そういう意味では『練習は裏切らない』って言う事を実感しました。

芝居の後にロビーでお客様をお見送りした際に、全然知らない人から
『ありがとう』『元気が出ました』『唄が良かったです』と
色んな声を頂いて、本当にうれしかったです。
僕の公演に来てくれた前の会社のマドンナたちから
『格好良かった』って言われたのが一番嬉しかったかなぁ・・・・

さて、明日で終わりの公演ですが、精一杯頑張ります。
唄の先生からは
『2日間で血を吐くほど大きな声で唄って!終わったら入院していいから・・・・』
と言われてます(笑)

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