『やんちゃジジイ・ゆうちゃん』のイカすセカンドライフ

我儘で『やんちゃ』な爺さんの目標は、
周りに笑顔を振りまいて、楽しくセカンドライフを生きる事。

切ない父親の気持ち

2017年04月19日 | Weblog

次女が、アニメーションの専門学校を卒業して1年。
華やかに見えるアニメ業界だけれど、実態は超が付くブラック業界。
労働基準法なんか、全く無視して長時間の深夜勤務。
その癖、信じられないくらい低賃金。

今は出来高制の給料も、1年経ったので固定給になるらしい。
少しは給料も上がるだろうけれど、世間の常識からは
まだまだかけ離れた安い給料は、急激には変わらないだろう。

それでも自分がやりたい道に進むのを手助けしてやりたい。
そんな訳で、夜12時過ぎになると電車が無くなるので
僕の秘密基地に泊まりに来たりする。
でも、やっぱり自分の部屋に帰って寝たいらしく、
殆どの場合、仕事が終わったと言う連絡を受けて
僕が車で迎えに行って、三鷹まで送って行く。

最近は、そういう事が不定期に起きるので、夜に酒を飲んだり
遅く帰ったりする時に、考えてしまう。

自分のペースで時間が使えなくなった…と言う感じかなぁ?
それが苦になっている訳では無いのだけれど、
定年退職後に僕が描いていた、マイペースな生活とは言い切れない。

次女に自分で判断して帰らせればいい・・・・とも思うんだけれど、
若い女の子が毎日、夜中にひとりで帰る姿を思うと、
危ないとかいう以前に、何だか切なくなるのですよ。

特に雨の日や、冬の寒い日はそんな気持ちが強くなる。
いつかは独立して生きて行かなければならないのだけれど
僕にしてみれば、15分足らずの車の中で次女の話を聞いたり、
励ましたり、アドバイスしたりの時間は今しかない気もする。

こんなことしていると、自分の時間まで・・・・と感じてきて、
暫く様子を見て、少しずつ自力で何とかするようにさせようと思う。

とは言え、次女を思う切ない気持ちはどうにもなりませんね。
単なる親馬鹿なのだと、笑ってください。

コメント
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