11月01日に「嗚呼、時代は変った!子供の遊びも変った!」という記事を掲載しました。その中で書いたことです。・・・テレビの普及が時代を大きく変革したのです。それは1964年の東京オリンピックの頃でした。・・・
その後の日本の社会の大きな変革は1990年頃からの小型コンピューターとインターネットの普及で起きました。パソコンという小型コンピューターが各家庭に普及しあらゆる種類の情報が瞬時に見ることが出来るようになったのです。まさしく情報革命が起きたのです。
今日は小型コンピューターとインターネットの各家庭に普及による社会、文化の変革を考えてみたいと思います。
まづパソコンとインターネットの機能を大別してみまでょう。
(1)百科事典のように言葉や事柄の意味が調べられる。動画で説明してある
こともある。
(2)メールで世界中の人と手紙の交換が出来る機能がある。
(3)世界中の国々の政治、経済、産業や軍備状況が簡単に調べられる。
(4)テレビ電話やテレビ会議が出来る機能がある。
(5)世界中の国々の風景が写真や動画で示してある。好きな所へ観光旅行を
したような疑似体験が出来る機能がある。
(6)その他いろいろな機能がある。
以上の機能の使い方を詳しく説明すると長くなるので割愛します。
しかし(5)観光旅行の疑似体験の一つの例を示します。
例えばこの時期に仙台へ旅して、その紅葉名所を巡る旅の疑似体験をしてみましょう。それには「仙台の紅葉」というキーワードを検索します。沢山情報が出て来ますが私は次の資料を選びました。
「仙台紅葉狩り10選」、https://www.sentabi.jp/feature/autumnaltints/
仙台への旅で10カ所も巡るのは疲れるので7カ所だけにしました。それでは順に写真を見ながら旅の出たと想像してみましょう。
1番目の写真は秋保大滝です。秋保地区の紅葉の代表格です。秋保大滝は幅6m落差55mの大瀑布なのです。川沿いの遊歩道をたどり間近に豪快な眺めを楽しみましょう。近くの秋保大滝植物園では、蔵王山系の可憐な植物もみられます。
2番目の写真は磊々峡(らいらいきょう)です。秋保・里センターから峡谷沿いに遊歩道が設けられております。名取川が両岸の絶壁を削り取るように流れに浸食された鋭い角をもった巨岩がおおいかぶさるように迫っていす。
3番目の写真は約8Km続く二口峡谷です。峡谷のハイライトは谷底からそびえ立つ高さ80~150mの大岩壁が3Kmも続く磐司岩です。岩肌が夕日に染まっていく光景は神秘的です。
4番目の写真は五重塔が見事な定義如来西方寺です。平安時代の貴族、平清盛の家臣・平貞能が逃げ込んだお寺です。縁結びにご利益があると言います。三角あぶら揚げが定義名物です。試しに買ってみましょう。
5番目の写真は仙台市の定禅寺通りのケヤキ並木です。「杜の都」仙台のシンボルとなっており遊歩道にはグレコの「夏の思い出」やクロチェッティの「水浴の女」などのブロンズ像がたたずんでいます。彫刻も楽しみましょう。
6番目の写真は仙台藩祖、伊達政宗公の御廟の瑞鳳殿です。資料館には歴史文化の関係資料等が展示されています。瑞鳳殿は桃山様式の豪華絢爛たる廟建築です。真っ赤なオオモミジと黄色のイロハモミジのコントラストを楽しみましょう。
7番目の写真は銀杏の黄葉が見事な西公園です。明治8年に開園した市内で最も歴史ある公園です。市の東側にある榴岡公園に対し西側にあるところから西公園と称されています。西公園から見下ろすと悠々と広瀬川が流れその向こうに青葉城跡の高い山が見えます。その風景を眺めれば仙台へ旅して、その紅葉名所を巡る旅の疑似体験の終わりです。お疲れ様です。
今日は小型コンピューターとインターネットの各家庭に普及による社会、文化の変革を書きました。インターネットの機能の一例として 仙台へ旅して、その紅葉名所を巡る旅の疑似体験を説明致しました。
それはそれとして、今日も皆様のご健康と平和をお祈り申し上げます。後藤和弘(藤山杜人)