今日は日曜日なのでカトリックとプロテスタントの違いの一つのマリア信仰の有無について気軽に書いてみます。
気軽にご覧下さい。
キリスト教はカトリックとプロテスタントとに別れます。1517年のルターの宗教改革の後で生まれたキリスト教のいろいろな宗派をプロテスタントと言います。そしてその以前から連綿と続くのがカトリックです。
この2つの分類は大まか過ぎます。この2分類の他に私が好きな宗派のロシア正教や日本正教もあります。これらもカトリックに非常に近いものです。
イギリスの聖公会はカトリック的な典礼を用いますが信仰の内容はプロテスタント的です。ようするに中間的です。
それではカトリックとプロテスタントの違いは何でしょうか?
神学的には難しい説明がありますが、カトリックの一信者として簡単に言えば、カトリックではマリア様への信仰が重要ですが、プロテスタントにはそれがありません。
1番目の写真はカトリック小金井教会のマリア像です。幼いイエスを抱いています。
2番目の写真は他の教会のマリア様の写真です。カトリックの教会の中にな必ずこのようなマリア像があります。
くどくど書かない方が良いのかも知れませんが、凡俗な一信者としてのマリア様への祈りについて少し説明いたします。
マリア様への祈りは「甘えた祈り」なのです。病気が直りますようにとか、家内安全を祈ります。イエス様には恥ずかしくて出来ないような利己的なお祈りをします。
しかしイエス様へは東日本大震災で被害にあった方々のために祈ります。イエス様の慈しみが豊かにありますようにと祈ります。世界の平和も祈ります。イエス様へは利己的な身勝手なお祈りはしません。それを引き受けてくれるのがマリア様です。
マリア様は仏教の観音さまのような方です。
このようなことを書いてましたら、山梨県の韮崎市にある巨大な観音像を思い出しました。
3番目の写真は韮崎市にある巨大な観音像の写真です。
観音さまはお釈迦様の知恵や慈悲のシンボルなのです。男性でも女性でもありません。中性です。韮崎の観音像は間違っているという人もいますが、作った人の気持ちを考えるとほほえましいですね。
それはそれとして、
今日も皆様のご健康と平和をお祈りいたしす。後藤和弘(藤山杜人)
今日も皆様のご健康と平和をお祈りいたしす。後藤和弘(藤山杜人)