ヨーロッパの国々では今日から4週間のアドベント(待降節)の楽しく、浮かれた季節に入ります。家々には針葉樹の枝で作った輪の上に4本のローソクを飾ります。
今日、その一本に火を灯し、毎週、1本ずつ火を灯します。クリスマスの前の日曜日に4本目のローソクに火を灯し、全てのローソクが点火されます。
それから12月1日からアドベントカレンダーという特別の暦が使われます。毎日、カレンダーの一部をめくると紙の裏が箱になっていてチョコレートやキャンディーが入っています。子供の為のアドベントカレンダーですね。下にドイツから輸入された今年のアドベントカレンダーを示します。
上のカレンダーでは毎日、めくる部分が薄い切れ込みが入っていて一個ずつチョコレートが出て来ます。合計24個のチョコレートが入っているカレンダーです。
子供を甘やかす家では、24日の間、大きなプレゼントを24個用意して豪華なアドベントカレンダーを手製して使います。その写真を下に示します。
このように子供のいる家庭では今日から毎日楽しい雰囲気がクリスマスまで続きます。
子供が育ってしまった老夫婦も自分達が子供の頃楽しかったアドベントを思い出して楽しいことをします。一緒に買い物に行ったり、外で食事をします。
今日からクリスマスまでは家庭的なほのぼのとした季節です。しかし日本のように商店街が楽しげに飾ってあるのも良いものです。
どちらにしてもアドベントは季節の風物詩のようなものです。皆で楽しく過ごしましょう。震災被害地も明るい希望の灯に火をつけていきましょう!(終り)