大都会の真っ只中日比谷通りに面し、目の前が皇居が臨める所に東京商工会議所がある。
恒例の会社OBの懇親会が此処で行われる。
グループ会社含めての、宮使いに、渡り鳥のようにあちこちに移動転属しながら定年を迎えるが、それぞれの組織でOB会を持っており、複数の箇所から案内があるが、その一つでもある。
東京駅から地下道で繋がって居るが、帰りはアルコールの酔いもあって、敢えて地下道を通らず、酔い醒ましに地上に出る。多少の酩酊に千鳥足の怪しい足どりに、体を通り抜ける風が心地よい。
来る時はお天道様の残日に日は傾いていたが、未だ明るかったが、帰りはすっかり夜の帳に入っている。
薄暗い闇の中、無粋な塀に囲まれた姿は東京の表看板として更に大変身中の東京駅であった。
明るい日射しの中レンガ作りの重厚な東京駅がお馴染みの姿であるが、僅かな灯に浮かぶシルエット姿がまた別の顔を持つようで、これはカメラに納めなくてはと、やおらデジカメを取り出す。何時でも、何処でも、ポケットサイズの機動性を遺憾なく発揮しうる優れものである。
しかし、シャッター押した瞬間、予期しなかった怪しげな反射物体がアングルに入り、見事に写真撮影は失敗した。
時も時、怪しげな物体は遥か空中からならば、お月さまか、それとも宇宙からの謎の飛行物体か、突然現れた、その怪しげな物体に驚いた。
その画像をモニターで見ると反射物体は写真アングルの下からなので、少なくとも空中からではないことが判り、地表からのものである事が判った。
ん~ん、つまり撮影した瞬間に一緒に居た同僚が撮ろうと被写体の間に横切ってしまい、怪しげな反射物体がアングルを覆ってしまい、フラッシュで近接距離で反射し、肝心の東京駅は霞んでしまったのである。
しかし、東京駅とは別に、眩いばかりの見事な輝きに驚くばかりであった。はてその正体は工事中の東京駅から工事関係者の被ったヘルメットとも一瞬よぎったが、良く見ると"生のもの"である事が判った。
思わぬ時間に東京駅での回向の出会いにに感謝する。
「回向に向かって2拝、2拍手、1拝」 「はあ~これで厄除けが心置きなく出来た」
恒例の会社OBの懇親会が此処で行われる。
グループ会社含めての、宮使いに、渡り鳥のようにあちこちに移動転属しながら定年を迎えるが、それぞれの組織でOB会を持っており、複数の箇所から案内があるが、その一つでもある。
東京駅から地下道で繋がって居るが、帰りはアルコールの酔いもあって、敢えて地下道を通らず、酔い醒ましに地上に出る。多少の酩酊に千鳥足の怪しい足どりに、体を通り抜ける風が心地よい。
来る時はお天道様の残日に日は傾いていたが、未だ明るかったが、帰りはすっかり夜の帳に入っている。
薄暗い闇の中、無粋な塀に囲まれた姿は東京の表看板として更に大変身中の東京駅であった。
明るい日射しの中レンガ作りの重厚な東京駅がお馴染みの姿であるが、僅かな灯に浮かぶシルエット姿がまた別の顔を持つようで、これはカメラに納めなくてはと、やおらデジカメを取り出す。何時でも、何処でも、ポケットサイズの機動性を遺憾なく発揮しうる優れものである。
しかし、シャッター押した瞬間、予期しなかった怪しげな反射物体がアングルに入り、見事に写真撮影は失敗した。
時も時、怪しげな物体は遥か空中からならば、お月さまか、それとも宇宙からの謎の飛行物体か、突然現れた、その怪しげな物体に驚いた。
その画像をモニターで見ると反射物体は写真アングルの下からなので、少なくとも空中からではないことが判り、地表からのものである事が判った。
ん~ん、つまり撮影した瞬間に一緒に居た同僚が撮ろうと被写体の間に横切ってしまい、怪しげな反射物体がアングルを覆ってしまい、フラッシュで近接距離で反射し、肝心の東京駅は霞んでしまったのである。
しかし、東京駅とは別に、眩いばかりの見事な輝きに驚くばかりであった。はてその正体は工事中の東京駅から工事関係者の被ったヘルメットとも一瞬よぎったが、良く見ると"生のもの"である事が判った。
思わぬ時間に東京駅での回向の出会いにに感謝する。
「回向に向かって2拝、2拍手、1拝」 「はあ~これで厄除けが心置きなく出来た」