毎年の恒例行事となった家族・縁者が我が家に集まる数少ない新年のお祝いが無事に終わった。
顔を見せ会い、お互いの健康を確かめ、お屠蘇で祝う。
今年は一人欠けたが、4家族、11人+1匹が集まり、大賑わい。
普段は二人だけの世界が、この日だけはまさにバケツをひっくり返したような大騒ぎ、おまけにこの人数にワン公までが興奮気味に僅かな隙間をチョロ、チョロと走り回る。
中でも人気の中心はカリン姫、アカリ姫で、それに私も加えてと、ワン公の3人姫が揃ったワンショットがカメラに納まる。
「ねっ!!どんな本良いかな?じゃあこれを読もうか」
年を通じて、普段会う事も少ない二人の孫娘も、カリン姫がこうして本を読み、アカリ姫が一生懸命聞く姿は微笑ましく、二人の成長ぶりを間近に見て、頼もしく思える。
すっかりお姉さんぽくなったカリン姫は今年、いよいよ小学校へ入学である。
こうしてアカリ姫の面倒を見たり、配膳の手伝いをしたり、頼もしい限りである。
人一倍の人見知りの激しいアカリ姫も、今まではこの賑わいの中、見慣れぬ顔に警戒し固まってしまい、解凍するのに時間がかかったが、それも徐々に解けてきた。
同じ仲間、家族として幼いながら認識するようになったのであろうか?
二人の逞しい成長ぶりの姿に、今年も始まった。