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朝、ふとんから立ち上がる時、アイテテテテテ
パソコンの前に長時間座り、立ち上がる時にアイテテテテテ
座りから立ち上がりはかならず訪れる魔女の一突きである。
前かがみ出来ず、立ったままの靴下はきは難渋を極める。
突然、ふっと起こった腰痛はこのところ寒さに影響しているのであろうか、長い暑かった9月末まではなんともなかったが、突然の腰痛が付いて廻る。
随分使いこなしてしまったおかげで、からだの関節部で潤滑油の切れが発生し、悲鳴があがっているにに違いない。
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折しも、会津の東山温泉行きがあった。
旅の疲れに、固まった体を湯に漬かり、思い切って体を伸ばしている時は、患部もほぐれ一時の痛みから解放される。
ああこれで、極楽往生なんておもいきや、それも湯船に浸かっている時に限られる夢物語の世界であった。
自然に直るだろうと思いつつ、一向に変わらぬ状態に、遂に整形の門を叩く。
医者選びに、整形、整骨の類の病院は多数あるのは、それだけ病に取りつかれる患者さんが多いということである。
「さ~て何処に行こうか?」ちょっと離れた場所に忽ち直してしまう評判の名医が居るようであるが、満員盛況で、順番待ちに1~2時間は覚悟しなければならない。
整形如きに半日の時間浪費は耐えられない。
素人判断するより、まあ看板頼りに近くの整形の門を叩く。
レントゲンを撮り、体全体で右側の椎間板が狭くなっていることが判る。
椎間板の変成で神経をやられるとヘルニアと言われ、足のしびれなど、に及ぶと大変なことになるが、筋肉の痛みで収まっていることに、多少救われた。
診察後、ベットが大量に並べられた部屋で、既に電気を掛けられている患者さんに混じって加療を受ける。河岸で運ばれたマグロの様に横たわり、患部の加温と規定サイクルの電気ショックが加えられる。
筋肉緩め、痛みを停める等々の投薬で、少しずつではあるが確かな解放に向かって居る事が判る。
今回、原因とされる、椎間板が 左右バランスが崩れたのも、そもそも心がネジ曲がり、体も歪んでしまったのであろうか?
生活も性格も改善しないと、根治は難しいとの結論であった。(笑い)