春夏秋冬ライフ

四季の変化に向き合い、目の前に起きる様々な出来事を目の丈で追ってみた。

折角の花見も興ざめ

2013-04-02 07:39:00 | イベント
◇毎年恒例の新宿御苑の花見
雨の予報に傘も持参したが、降らなかったのは幸いしたが、この時期にこんなに寒いのも記憶にない。
それにしても、ほおを過る風は真冬なみ、襟をたて、フードを降ろし手袋をはめ、身を屈める人も居るぐらいに、寒かった。
お蔭で、何時もの花見席は人が埋めつくす場所も、今日は場所取りに労せず、広場は閑散としていた。
この人出に何時もなら臨時門も入場で行列を作っていたが、当日は閉門し、正規の門だけの出入りであった。

新宿御苑は元々高遠藩新宿御苑は元々高遠藩内藤駿河の守の下屋敷。見事な桜は季節を語り告げる日本人の象徴的な花として、賑わいを見せている。
そんな花の下で、車座になって弁当を開く。

たわわな桜の木に、外国人の集団を観光の拠点として、目につく国際化の場所の一つである。

◇無粋な飲酒のチエック
しかし、この時期、何故か恒例になってしまった、入場時の荷物検査は空港並の厳しさ、入場するにも荷物は晒され、飲酒のチエックが入る。
「御用改めござる」
京の見回り組が攘夷の名の元にテロ活動の不逞浪士を探る様に園内では雨合羽に制帽姿の小役人の二人が、鋭い目つきで うろうろする。

制服姿が派手なので、遠目から直ぐ判る。
そんな不幸な立ち回りから、やはりトラブルに備えているのか
何時も二人で組んでいる。

「あ~また、来た来た」そんな目立った姿が嫌でも目に入り、全くの興ざめである。
予期しえぬ無粋な姿に高遠藩内藤駿河の守もこの姿に、顔を歪めているのではなかろうか。

◇表向きは園内禁酒
背後の小役人の目を盗み、密やかに皆飲んでいる。
因みに寒さもあって、トイレに行列の渦である。
所が、皆顔は赤みを帯びている。
渦の中、周辺は明らかにアルーコールの匂いが立ち込める。

ん~ん皆、「判っているけど、やめられない」♪♪・・・♪


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