春夏秋冬ライフ

四季の変化に向き合い、目の前に起きる様々な出来事を目の丈で追ってみた。

日野バイパスから俯瞰

2014-01-19 11:10:00 | イベント
インプラントの大工事以降の経過監査で定期検査に電車へ乗って 遥か彼方へ「まあ、そこそこ手入れされている」と、お世辞であろうが、そんな言葉に舞い上がってしまう。
加齢と共にあちこちに綻びが出来、全身ポンコツだらけの体に騙し騙し使っているので、尚更、そんな言葉が嬉しい。
浮かれ気味の気分に載せられ、帰りは途中駅で降り、小春日和の空気を確かめた。
朝は連日のマイナスの極寒の世界であるが、日が登ってくると共に日溜まりは温かい。
なるべく車の通らない、住宅地を抜け、日野バイパスに辿り着く。


神明の高台にバイパス沿いの急坂を登り、途中で振り返ると市街地が俯瞰出来る。
バイパスの先は多摩川を越え、国立ICへ通じ、市内を縦貫する、輸送ルートになった。
建設初期の中央分離帯の雑草生い茂るまま、両脇に申し訳程度の車道に、なんでこんな広い空間を使うんだと思っていた。しかし完成した暁には片側3車線も目一杯車が埋めつくす、物流の大動脈に変貌してしまった。

坂の上に大きな駐車場を備えた回転寿司が平日にも関わらず、順番待ちの賑わいを見せている。町から外れた一画に、殆どが車利用の来店であろう。
店の出入り口に小さなベンチは日当たりがよく、若いおねえさんがゆったりくつろぎ、徐に煙草をふかしている。廻りに何、憚ることなく、その堂々とした姿が丸でおっさん風情の平和な一時であった。


バイパス護岸の眼下に南側の広がる世界は豊かな大地を背景として田園地帯である。
竹林と林に挟まれ、丸で集落の様な風情は先人が残された貴重な遺産である。
こんな慧眼を楽しめるのもこの高台ならではの風情であった。

ようこそ松崎家の世界へ

http://mzk.on.coocan.jp/