ちびさんが入れ代わり立ち変わりやってくる。
世代感覚の違いもあるが、二人の趣向が全然異なる。
片や本やゲームに集中し、夢の世界を追っかけ、余り外へ出るのも嫌う、インドア派。
一方はこの暑さも厭わず、外で弾け、やや日焼けした姿にアウトドアも厭わず、体育系かな。
でもじじ・ばば、より二人が姉妹のように向き合う子供の世界が楽しいようで、会えないのが残念がっていた。
二人が一緒になって、一緒に寝泊まりは初めての体験だが、殆ど一緒に居るのも、以心伝心で、二人の世界を楽しんでいる。
下のちびさんは、何回も来ているが、2回目のお泊まり体験。
未だ親にまとわりつく時期に泊まったが、何時もと違う雰囲気に馴染めず寝る時に泣きだし、収集がつかなかった。そんな心配は何処吹く風と、随分逞しく育った。
上の子はまだしも、下の子も、既に自立に目覚め、親が居なくても、逞しく寝泊まり出来る。
ついこの間まで、親にまとわりつき、離れたことは無かったのに、物凄い成長ぶりである。
◇早速ちびっこの基地へ
外に出ると日中はコンクリートも焼きつき、灼熱地獄であるが、鬱蒼とした木々に覆われ、湧き水周辺が、自然の冷気を呼んでいる。親に連れられたちびちゃん達の格好の遊び場で、この時期賑わいを見せている。
我が家の珍客も清水で遊ぶのが楽しみの一つである。
お泊まりも、明日は待望の清水に入るので、下の子は早く寝るなど、気合が入っている。
生活のリズムが違う、二人であるが、上の子は早寝、早起きの下の子に引っ張られ、未だ眠気の覚めない世界から、起こされてしまった。
近くの丘陵に自然の湧き水が流れ、清水は四季を通じて、温度が変わらないので、冷気を呼び、子供たちの格好の遊び場で、なっている。
「じいじ、行こうよ」ちびっこの基地として二人の為に常備した遊び道具、一式を抱え黒川湧水地へ向かう。
地下からわき出る湧水は20℃以下、初めて水に触れると、ひんやりと冷たい。湧水が流れる所は冷気に空気が冷え、35℃を越え焼けつく目と鼻の先にあるコンクリート路面から、嘘のように涼しい。
この涼気にあちこちから子供連れがやってきて、水遊びに何時も賑わいを見せている。
水に戯れる湧水の流れに合わせ、アカリ姫も次々と遊びのアイデイアが生れ、あれこれと、じいじ、に色々命令を授かる。
鬱蒼とした樹木の中の湧水地は多摩平の、崖の一画にあり、雑草に覆われた傾斜地は柵で覆われ、動物の格好の棲息地で時々、蛇との出会いも珍しくない。
そんな自然の中、透明度の高い清流は沢蟹の格好の住処、一緒にその姿を追っかけ、捕まえた。
小さな体に、大きな挟み、挑み架かる。いざ難敵に天下の宝刀を振りかざすも、この程度であれば、ミニチアのおもちゃである。
家へ持って行っても、清水の環境もない。此処は元に戻してやろうと、水辺に帰すと、瞬く間に横歩きですいすいと隠れ場所に身を潜めてしまった。
湧き水から生まれた流水路は池に繋がる。湧き水の源流は沢蟹や小生物の生息する世界である。池には鴨、無数の鯉が、群れなしている。
湧き水が流水しているため、浄化され、池の透明度も高く、黒や橙色の広げた両手の幅程の巨大な鯉が手に取る様に見える。一見、平和な世界も、外敵に突つかれたのであろうか中には背びれ部分に傷も見える鯉もいる。
鴨もこんなに近づいても、驚かず、我関せずとばかり、悠々自適の世界に浸っている。
清水では、水鉄砲での放水戦に挑み、放水の標的に水を浴びたり浴びせたり、きゃあきゃあと、戯れ童心に代える。、
板の小辺を流して、行方を追ったり変化に富んだ水流が色々の遊びの舞台になり、次々と色々のアイデイアが生まれてくる。
しばし、時を忘れたが、水面に寄ってくる、蚊の餌食に、我慢できず敢えなく退散した。
蚊の対策もしたが、貪欲な蚊の前に、好きなように血をすわれてしまった。
夕方になると、それぞれ家路に、賑やかであった水場には既に人影は少なかった。
余程お気に入りなのか、未だ水に戯れる、撤収しようと促す。
帰りのコンクリートは焼けつき、熱気に包まれ、先程の冷気に包まれた自然のオアシスとは別世界のようであった。
これも自然の楽天天国、夏休みの思い出が出来たかな・・・。
世代感覚の違いもあるが、二人の趣向が全然異なる。
片や本やゲームに集中し、夢の世界を追っかけ、余り外へ出るのも嫌う、インドア派。
一方はこの暑さも厭わず、外で弾け、やや日焼けした姿にアウトドアも厭わず、体育系かな。
でもじじ・ばば、より二人が姉妹のように向き合う子供の世界が楽しいようで、会えないのが残念がっていた。
二人が一緒になって、一緒に寝泊まりは初めての体験だが、殆ど一緒に居るのも、以心伝心で、二人の世界を楽しんでいる。
下のちびさんは、何回も来ているが、2回目のお泊まり体験。
未だ親にまとわりつく時期に泊まったが、何時もと違う雰囲気に馴染めず寝る時に泣きだし、収集がつかなかった。そんな心配は何処吹く風と、随分逞しく育った。
上の子はまだしも、下の子も、既に自立に目覚め、親が居なくても、逞しく寝泊まり出来る。
ついこの間まで、親にまとわりつき、離れたことは無かったのに、物凄い成長ぶりである。
◇早速ちびっこの基地へ
外に出ると日中はコンクリートも焼きつき、灼熱地獄であるが、鬱蒼とした木々に覆われ、湧き水周辺が、自然の冷気を呼んでいる。親に連れられたちびちゃん達の格好の遊び場で、この時期賑わいを見せている。
我が家の珍客も清水で遊ぶのが楽しみの一つである。
お泊まりも、明日は待望の清水に入るので、下の子は早く寝るなど、気合が入っている。
生活のリズムが違う、二人であるが、上の子は早寝、早起きの下の子に引っ張られ、未だ眠気の覚めない世界から、起こされてしまった。
近くの丘陵に自然の湧き水が流れ、清水は四季を通じて、温度が変わらないので、冷気を呼び、子供たちの格好の遊び場で、なっている。
「じいじ、行こうよ」ちびっこの基地として二人の為に常備した遊び道具、一式を抱え黒川湧水地へ向かう。
地下からわき出る湧水は20℃以下、初めて水に触れると、ひんやりと冷たい。湧水が流れる所は冷気に空気が冷え、35℃を越え焼けつく目と鼻の先にあるコンクリート路面から、嘘のように涼しい。
この涼気にあちこちから子供連れがやってきて、水遊びに何時も賑わいを見せている。
水に戯れる湧水の流れに合わせ、アカリ姫も次々と遊びのアイデイアが生れ、あれこれと、じいじ、に色々命令を授かる。
鬱蒼とした樹木の中の湧水地は多摩平の、崖の一画にあり、雑草に覆われた傾斜地は柵で覆われ、動物の格好の棲息地で時々、蛇との出会いも珍しくない。
そんな自然の中、透明度の高い清流は沢蟹の格好の住処、一緒にその姿を追っかけ、捕まえた。
小さな体に、大きな挟み、挑み架かる。いざ難敵に天下の宝刀を振りかざすも、この程度であれば、ミニチアのおもちゃである。
家へ持って行っても、清水の環境もない。此処は元に戻してやろうと、水辺に帰すと、瞬く間に横歩きですいすいと隠れ場所に身を潜めてしまった。
湧き水から生まれた流水路は池に繋がる。湧き水の源流は沢蟹や小生物の生息する世界である。池には鴨、無数の鯉が、群れなしている。
湧き水が流水しているため、浄化され、池の透明度も高く、黒や橙色の広げた両手の幅程の巨大な鯉が手に取る様に見える。一見、平和な世界も、外敵に突つかれたのであろうか中には背びれ部分に傷も見える鯉もいる。
鴨もこんなに近づいても、驚かず、我関せずとばかり、悠々自適の世界に浸っている。
清水では、水鉄砲での放水戦に挑み、放水の標的に水を浴びたり浴びせたり、きゃあきゃあと、戯れ童心に代える。、
板の小辺を流して、行方を追ったり変化に富んだ水流が色々の遊びの舞台になり、次々と色々のアイデイアが生まれてくる。
しばし、時を忘れたが、水面に寄ってくる、蚊の餌食に、我慢できず敢えなく退散した。
蚊の対策もしたが、貪欲な蚊の前に、好きなように血をすわれてしまった。
夕方になると、それぞれ家路に、賑やかであった水場には既に人影は少なかった。
余程お気に入りなのか、未だ水に戯れる、撤収しようと促す。
帰りのコンクリートは焼けつき、熱気に包まれ、先程の冷気に包まれた自然のオアシスとは別世界のようであった。
これも自然の楽天天国、夏休みの思い出が出来たかな・・・。