春夏秋冬ライフ

四季の変化に向き合い、目の前に起きる様々な出来事を目の丈で追ってみた。

夕日に輝く貨物列車であったが

2018-02-09 16:24:00 | 事件だ~!!
<夕日に輝く、絵になるその姿>

正に日が落ちる前、僅かな光に照らされて、「落日の貨物列車」なんて
ロマンチックな絵なる姿が展開される。
定型のコンテナが積み木細工のように何処まで続くやら、列の末端が見
えず、目の前長い車列が延々と続いている。
何時も目にする姿であるが、50~60㎞と高速と走っているので、一瞬の
ことで判らないが、制止していることによって、改めて長い車列の貨物
列車であったことを思い知らされる。

<この長蛇の列を正に牽引する重量感たっぷりの機関車>

とは思いつつ、止まったまま、日が落ちてゆくことに、時間の経過を物
語るが、ビクッ共動かないことに、おや何があったのであろうか、異常
事態に気付く。
貨物列車の前方に踏み切りがあるが、車列を確認するセンサーが動作し、
車列の通過を予測し、踏み切りは遮断したまま、警報機のランプが点滅
しカンカンと激しく金を叩く音が鳴りやまなかった。

北野街道と多摩平を結ぶ南北の輸送ルートであるため、閉じられた踏み
切りを前にたちまち、車渋滞の渦が生まれる。
只事ならぬ異常事態にしびれを切らし列から離れ、折り返す車が、爆音
をたて、平常ならずの事態に騒然とする。
開かずの踏み切りに、歩行者、自転車の渦が生まれるが、10数m先の
線路越しに阻まれる、厚い壁の前に、皆悔しい思いもしている。
線路沿いの西側から、救急車のサイレン音が聞こえ、只事ならぬ状況が
伝わってくる。

<あたりはもう真っ暗、らんらんと輝く機関車の明かりだけが目立つ>

引き返すころ、もう日が完全に落ち、軌道内の貨物は暗闇の中、沈むよ
うに眠ったままであった。

気になる事態に情報の渦のなかにあるメディアを覗いて見る。
案の定、豊田駅での人身事故の情報が激しく渦巻いている。
おいおい、またかよ。
17時、丁度、帰宅ラッシュ前にかけての事故、同線始め、青梅、五日市
の関連路線、路線付近の人車など、事の大きさは甚大であった。

止む事のない、目の前の飛び込み自殺も、防ぎようがない。落日の姿も
消し飛び、気分も落ち込む

ようこそ松崎家の世界へ

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