575の会

名古屋にある575の会という俳句のグループ。
身辺のささやかな呟きなども。

「福寿草」句会近づく。    遅足

2012年01月11日 | Weblog
今回の題詠は「福寿草」です。
福寿草は、キンポウゲ科の多年草。
春を告げる花を咲かせます。
鉢植えの福寿草は、新年を祝う花として珍重されて、
新年の季語とされています。
元日草とも言う、と歳時記にあります。

  福寿草雪しりぞきしところより  永田耕一郎

雪の残るころに茎を出し、一輪だけ黄色の花をつけます。
岐阜県恵那市上矢作町に福寿草の自生地があり、
一度、訪ねたことがあります。
ここで花が咲くのは3月の中旬ごろ、農家の田んぼの土手一面、
小さなお日様の花盛りでした。

  寄りそふも離るるもあり福寿草  高木晴子

さて、句会には、どんな福寿草が登場するのか、楽しみです。
ちょっと冬の京に行ってきます。




コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする