575の会

名古屋にある575の会という俳句のグループ。
身辺のささやかな呟きなども。

鐘いくつ宮居着く間を福寿草      結宇

2012年01月28日 | Weblog
年の暮れに鐘の音を聞きながら歩いていると、
ある処まで来て、ふと気づく。
そんな処に福寿草の暖かな感じを得た。
と、作者の解説。

なにかをしていて、ふっと自分に戻る瞬間。
こころは一瞬、空っぽになります。
その空間に福寿草が咲いていた。
想像力が咲かせた一瞬の永遠の花ですね。

                遅足


コメント
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