575の会

名古屋にある575の会という俳句のグループ。
身辺のささやかな呟きなども。

イヴ・モンタンレフイユモルト枯葉散る      朱露

2012年01月30日 | Weblog
   イヴ・モンタンはフランスのシャンソン歌手。
   フイユは葉、モルトは死で、まさに「枯葉」。
   真ん中の「レ」は英語の「ザ」と同じものだ。
   何とか覚えたけどトイレの中でしか歌わない。

              

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大寒や枝切られたる黐辛夷     朱露

2012年01月30日 | Weblog
     大寒は一月二十一日から立春前日。
     猫額の庭にフサワシクない黐辛夷。
     黐はモチで辛夷はコブシという木。
     無口な私の二十年来の無口な相棒。

              



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福寿草可憐な見目に禍根秘め    智恵

2012年01月30日 | Weblog
福寿草は可憐な見目。
しかし、根には禍をもたらす毒が。
一句が論理で成り立っています。

句にリズムを生み出すには、もう少し言葉を
すっきりさせた方が良いかも知れません。
たとえば、
  
 福寿草見目に禍根を秘めにけり
 
とか・・・改悪かな?

荻原先生の言葉。
「頭の良い人は、説明に陥り易い」
頭脳明晰は、必ずしも「詩」への近道ではなさそうです。

                       遅足

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