575の会

名古屋にある575の会という俳句のグループ。
身辺のささやかな呟きなども。

句会近づく    遅足

2013年01月09日 | Weblog
今回の題詠は「水仙」です。

我が家の庭でも水仙が葉を一杯伸ばしてきました。
まだ花は咲いていません。

  水仙の葉先までわが意志通す   朝倉和江

一方、床の間に活けた一輪の水仙は小さな花を。

  水仙の三日月ほどの香を開く   遅足

伊豆の爪木崎や、越前岬などが自生地として有名です。
両方とも海のすぐ近く。
なぜ、こんなところに棲みつくのか?
水仙の生き残り戦略があるのでしょうね。

厳しい冬に負けない強さを感じさせる花です。
なお、黄水仙は春の季語です。

コメント
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