575の会

名古屋にある575の会という俳句のグループ。
身辺のささやかな呟きなども。

まず止まる一枝ありけり寒雀    遅足

2013年01月10日 | Weblog
寒い毎日ですね。寒中お見舞い申しあげます。

雀は季語ではありませんが、冬の雀は季語となっています。
寒雀とも言います。
寒とは二十四節季のひとつで、小寒からおよそ一ヶ月。
立春の前日まで。

寒中は、野生の生きものにとって、もっとも生き難い季節。
雀も同じ。食べ物がすくなくなるので、庭によくやってきます。
7、8羽の群になっています。
ガラス越しに、すぐ見えるところまで平気で近づいてきます。
せっせと何か啄ばんでいます。小さな草の実でしょうか。

今日は珍しく一羽だけが来ています。
この雀は用心深く、まず乙女椿の枝に止まって・・・
安全と見たら、地面に降りてきます。
用心深くて、家の中で影が動くと、さっと飛び上がります。


コメント
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