575の会

名古屋にある575の会という俳句のグループ。
身辺のささやかな呟きなども。

句会近づく      遅足

2013年02月13日 | Weblog
今回に題詠は「春の雪」です。

春、気温が高くなってから降る雪は溶けやすく、
降るそばから消えてゆくので淡雪とも言います。
またひとひらが大きく牡丹雪とも。
冬の雪にくらべると明るく軽快な感じがします、と歳時記に。

  恋歌のごとく降りゐる春の雪   茨木和生

恋の気分が春の雪に重ねられて、雪を楽しんでいるようです。
また、生活のなかに降る春の雪を詠んだ句もあります。

  春の雪青菜をゆでてゐたる間も  細見綾子

みなさん、どんな春の雪を詠んで下さるのか、楽しみ。

自由題はありません。その代わり、句会当日に席題を出します。
その場で一句詠んで下さい。

  春の雪見見えし人の懐かしき  遅足

コメント
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